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トリヴィア目次

マカロニ三部作

ダーティハリーシリーズ

許されざる者硫黄島二部作

ミスティック・リバー

アルカトラズからの脱出

パーフェクトワールド

Changeling チェンジリング

Gran Torino グラントリノ

Invictus インビクタス

アウトロー

The Hereafter ヒア アフター

 

 

父親たち星条旗&硫黄島からの手紙
ネットで拾ったトリビア  真偽のほどはわかりません

父親たちの星条旗
・ ジャレッド・レトに良い役が出されたが自身のバンドの活動のため断った。
・当初80ミリオンの予算だったが55ミリオンと予算をかなり下回った。06年の脚本家ポールハギスによるとイーストウッド監督は80日の撮影日の予定をわずか50日と少しで撮影したという。続く硫黄島からの手紙は20ミリオンの予算と伝えられているが両方あわせても70ミリオンを下回っているとヴァラエティ紙は伝えられている。
・近年映画がネットに流出するなど著作権泥棒が多い。本作品はフィルムが劇場に送られる際にMONTANAというコードネームがつけられ配送された。
・イーストウッドが星条旗の本をよんだときすでに映像化の権利はスピルバーグがもっていた。スピルバーグはアポロ13などを脚色した William Broyles Jrに脚色を依頼していたが出来上がりに不満足だった。そのため企画自体を眠らせていた。イーストウッドとはテレビの仕事や共通の知人を多く良い関係であった。その二人が2004年のオスカー会場でこの話になり、イーストウッド監督でスピルバーグがプロデューサーで企画がスタートした。
・ダーティハリーのパロディテレビシリーズともいえる俺がハマーだ !。その主役を演じていたデイヴィッド・ラッシュは上員議員の役でカメオ出演。
・硫黄島に向う米軍の船から兵士が落ちてしまう。このくだりは事実を基にしている。当時のChet Hackという人物の記述で
”一人が我々の目の前の船から落ちた。彼に当たらないよう船を傾け救助道具を投げた。しかし一人の人間のために24もの船を動かすことは出来ない。振り向くと彼は手を振っているのが見えた。後ろの小さい船が彼を救出してくれていればいいと思ったがそんな話は聞いていない”としている。
・ジョンブラッドリーを演じたジョージ・グリザードは遺作となった。2007年10月にガンにより死去。1928年生まれでイーストウッド監督より三つ年上だった。

硫黄島からの手紙
・中村獅童が地雷をもって通り道に寝転んで戦車を待つシーンは事実を基にしている。ジョン・トーランドの日本国帝国の滅亡という本に出てくる。

雑誌 cinefexから 父親たちの星条旗のCG
・同誌によると、イーストウッドは父親たちの星条旗の映画化権を決めた時にスペースカウボーイズで組んだVFXの名手マイケルオーウェンズにすでに連絡を入れていたという。
・映画では硫黄島と同じ海岸が黒い土をであるアイスランドで行われた。オーウェンズによると、撮影後の処理によりどんな色の土でも黒に変えられることがわかっていたため、ロケハン部隊はハワイやカリフォルニアでもロケハンを行っていたという。それでも黒であることにこしたことはなく、オーウェンズは以前アイスランドの火山地域的なの像を見ていたことがあり、ロケハンがアイスランドへ赴いたという。
・戦闘シーンでは合成用のブルースクリーンは一切使用しなかった。スクリーンをいちいち張る作業と照明のセッティング時間もかかるため、イーストウッドの素早く現場を終わらせるスタイルに合わないこと、ブルースクリーンの合成は自然光でなく照明の光になるため不自然になることなどから戦闘シーンでは一切つかわないこととなった。前景と中景に絶対必要な絵を入れ込み、一番後ろの絵を撮影後、CGスタッフが合成。抜きのスクリーンがないため、仕事を請けているデジタルドメイン社には物凄いロトスコープ作業がまっていることとなった。オーウェンズはスタッフに”撮影現場がいい加減なのではなく、意図的なものなんだ”とスタッフに話したという。
・ブルースクリーン撮影なしでの合成のため、撮影素材一こま一こまマスクで抜く作業(ロトスコープ)が必要となったがデジタルドメイン社によるとマスク抜き専用班はこの映画以前の最大人数は10人だったが、この映画では20人と過去最大数の人員で作業したという。
・爆発のないショット、小規模の爆発のショット、本格規模の爆発のショットと同じカットで三つのショットをとり、最終的なカットを制作する予定だったが早撮りのですぐに次にいきたがるイーストウッド監督はあとの作業を考えずにどんどん次に進んでしまうためとても苦労したという。
爆発の炎や煙などうまくマスクを作れないものはさっさと諦め新しい爆発や煙を上からかぶしていったという。
・硫黄島を囲む物凄い数のアメリカの艦隊。記録では112キロにわたり800隻もの軍艦がひしめいていたという。この作品では10隻の軍艦をモデルイングしそれをサイズをかえ、アングルをかえ多用。チーフCGモデラーメラニーオカムラによると”800隻以上あったかもしれません”というほどの数をスクリーンに映し出した。
・ピータージャクソン監督のロード・オブ・ザ・リングで使用され注目をあびたCGソフトMassive。本作でCG制作を請け負ったデジタルドメイン社では本格的に映画でこのソフトを使用するのは初めてだったという。群集シーンや艦船、わずか6人の兵士がカメラから遠ざかるカットでもMassive制作の兵士が使用された。日本では映画「どろろ」でMassiveによる群集シーンを作成している。
・星条旗を揚げた六人が乗っていた戦艦ミズーリは第二次大戦時代の本物の艦船SSレーンビクトリー号を借りて使用した。
・撮影されたアイスランドの砂浜は全長わずか1キロメートル。硫黄島の長さ4.8キロにした。
・硫黄島の地形のCGは地形生成ソフトEnGenで制作。硫黄島の地勢データを入力して環境を作り出すもの。すり鉢山から見下ろす硫黄島の地形やコルセア戦闘機の視線から見える島もEnGenで作ったもの。
・上陸する兵士たちを乗せる水陸両用装軌車LVTを含め水上舟艇を25隻使用、中には沿岸警備隊から借りたものもあり、CGにより当時の姿に変えられた。
・波のCGは苦労したという。もともと水のCGはつい最近まで最も難しいCGといわれていた。岸辺で砕ける散る波を実写なみに作成してほしいと依頼されたが、これまで水のCGは水はカットの最後まで水の決まった形状を持っていたもので、波が砕けてなくなるという過程はこれまでにないものだったという。デジタルドメインは見事期待にこたえた。
・イーストウッドの息子カイル(本のまま。スコットイーストウッドと間違えていると思われる)は兵士役で首がもげる役。切断されたダミーの頭部をつくり首の部分からは煙が出ている。イーストウッド監督は”息子にそうしたいと思ったこともあったよ”と冗談で言っていたという。
・映画の最後のほうでジェームズブラッドリーが本を書くため退役軍人にインタビューするシーンがある。両腕がない兵士がインタビューを受けるが演じるのはジョージハーン。腕はCGで消したもの。
・戦闘シーンではブルースクリーンは使われないが、アメリカに帰り戦時国債キャンペーンで多くの群集を前にしているシーンはどはブルースクリーンで撮影された。ソルジャーフィールドはグリフィススタジアムなどの舞台もCGにより作られた。

 

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