Anazonのフーヴァー長官の本

 

 

 

 

 

 

激突!フーバー長官とケネディ大統領&ロバート(ケネディ)司法長官!
2010年12月6日更新


Yahooの映画ニュースに以下のことが
「レオナルド・ディカプリオが、1963年に暗殺されたケネディ元大統領の暗殺の謎に迫る映画を企画している。この作品は、2008年に出版されたラマー ル・ウォルドロンとトム・ハートマンの著書「レガシー・オブ・シークレシー:ザ・ロング・シャドウ・オブ・ザ・JFKアサシネーション」を元にしたもの で、レオは本作で製作と出演を務める予定だという。

レオのパブリシストが発表したところでは、レオはFBIの内部告発者、ジャック・ヴァン・ラニンガムを演じる予定。本によると、ジャックはケネディ元大統領の暗殺に関わったと告白している南部マフィアの親玉カルロス・マルセロと友人になる。
製作スタジオはワーナー・ブラザーズで、公開はケネディ元大統領の暗殺から50周年となる2013年を予定しているという。」

ということで
ディカプリオはイーストウッド監督のフーバー伝記プロジェクトの後に、時代的に登場人物がかぶる作品を製作する。
当時、ジョンケネディ大統領といえばフーバー長官とは犬猿の仲。ついでに弟のロバートケネディは司法長官でFBI長官のフーバーの上の立場の人間、同じビルディングで毎日フーバーはクソケネディめと悪態をついていた。
ケネディ一兄弟とフーバーのマフィアに対する行動は対極。
打倒マフィアのケネディとマフィアとは持ちつ持たれつ路線のフーバー。
ケネディ大統領の親父は禁酒法時代に密造酒を作りマフィアと仲良しだったのに、息子はマフィアに宣戦布告。親父がマフィアにお願いして息子の政治生命の手助けをしてもらったのに息子はマフィアに宣戦布告。ケネディ大統領の前の大統領アイゼンハウワーはCIAとマフィアを強力させのカストロ首相の暗殺作戦に着手したのに政権が変わったらケネディはマフィアに宣戦布告。ゆえマフィアのほうもケネディ大統領と弟のケネディ司法長官には強い敵意を持っていた。
一方のフーバーはいくら世間が騒ごうと”マフィアという犯罪組織など存在しない”とんちんかん発言に終始。
なにせフーバーは”マフィアのドン、フランク・コステロからは競馬の勝ち馬情報を教えてもらっており(出来レース)、マイヤーランスキーには愛人のFBI副長官トルソンと手をつないでいる写真を撮影され脅され組織に手を出さないと約束済み、夏休暇のカリフォルニア滞在での遊び仲間はマルセロの仲間、禁酒法時代の酒の密造の黒幕ルイス・ローゼンスティールには性的趣味を満足するための取り計らい(売春夫?)をしてもらっていた”(すべてアンソニーサマーズ著:大統領たちが恐れた男より)。まさにマフィアの法的な守護神状態となっていた。
フーバーは、ケネディ大統領以前にも、そしてケネディ大統領や弟ロバート司法長官がFBIに圧力をかけても、(体裁を保つための適当な取締りは行ったが)けしてマフィアの核に迫る調査は行わなかった。
FBIより大統領のほうがえらいんだからフーバーを首にすればいいんだけど、
ケネディのパパのマフィアの癒着の証拠を盗聴により持っていたフーバーにはケネディ兄弟は手出しが出来ずの状態だった。
今回ディカプリオの描くマルセロによる暗殺説。フーバーの右腕であるFBI副長官トルソンが残した手記をまとめたという本「フーバー長官の呪い」では
兄弟の手により国外退去処分を受けていたマルセロが計画のまとめ役。前政権でマフィアと強力していたCIAの下部局員(本では上部局員はからんでいないとしている)もしくは元CIA局員を巻き込み(ケネディ暗殺にはCIA暗殺説もある)、オズワルドは警察が逮捕する実行役(あくまでも実行役で実行する人間は別)、口封じでオズワルドを射殺するのはジャックルビー(二人ともマルセロと関係があった人物)。実際にケネディを射殺したのはマフィア系の狙撃手ではなく、コンゴ民主共和国の初代大統領パトリス・ムンバの暗殺でCIAを助け、1962年のドゴール将軍の暗殺を計ったルシアン・サトリとしている。
FBIはケネディ大統領暗殺から17日後、すべてのほかの機関より早く、大統領暗殺は”オズワルドの単独犯”と結論。嫌いなケネディが死んだことを受けフーバーの動きは早かった。多くの関係者はFBIはオズワルド単独犯のレールを引いていると感じていたという。
最高裁判長であるアールウォーレンによるケネディ暗殺事件の調査委員会であるウォーレン委員会に対しても妨害行為を連発していたフーバー長官。なにかの真実をつぶすかのように委員のメンバーの弱みになる事実をつかもうと暗躍し、オズワルド単独犯説に不満を持つものを陥れるために、匿名で不満を持つ人間の秘密や好ましくない事実を書いた告発書をばら撒いていた。ウォーレン委員会はフーバーのなすがままになっていたという。
フーバーは大統領が暗殺された翌日には一日中競馬場でトルソンで遊びながら、ときおり電話で暗殺事件に対する処理に関して指示を出していたといういい加減ぷりおのフーバー。
次回作でフーバーを演じる予定のディカプリオはその後にはケネディ大統領の暗殺物を製作。ここにもフーバーが登場するのだとしたら、どのようなフーバー像で登場させるのだろうか。
ディカプリオはケネディ暗殺映画でマルセロと親しいFBIの内部告発者を演じると伝えられている。
前述の本”大統領が恐れた男”は、ケネディ暗殺以前に17人のFBI局員がマルセロと関わりのあったケネディ暗殺の実行犯オズワルドと接触していたとしている。オズワルドはFBIの情報提供者として活動しており月に200ドルを受け取っていたという。
ディカプリオが演じるのはこのうちの一人なのだろうか。

「ねぇクリントさん。俺このあとケネディ暗殺映画の製作するんですけどフーバー長官も出るんですよ、70歳くらいの設定で。俺デジタルメイクでお爺さんにされるんですよね?なら俺ってわかないくらいお爺さんにしてもらっていいから、制作費節約のため次の映画のフーバーのパートも撮影してっていいですか?もう片方の役とは画面で一緒にならないし。」
「同じワーナー映画製作だしいんじゃね。じゃそのパートはレオお前が監督やっちゃえよ。FBIのセットも壊さないでとっとけよ。ところで俺昔、ザ・シークレットサービスって映画でケネディ大統領の護衛官の役やったことあんだよ。滅茶苦茶年下のレネルッソといちゃいちゃしてた映画なんだけど。見た?  」なんて会話がフーバー映画撮影中にあったりして。
ディカプリオのケネディ物は、ケネディ暗殺50周年の2013年公開というので脚本はこれから、2012年の撮影だろうか。暗殺は11月だったけど、ディカプリオ映画で人気のあるケネディ物なので大作、夏映画になるのかもしれない。
そういえばケビンコスナー主演のケネディ暗殺物映画「JFK(フーバー長官は出ていない)」の監督オリヴァーストーンもフーバーの伝記映画を撮影しようとしていた。


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