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ミュージカルの映画化ジャージー・ボーイズ情報サイト
イーストウッド新作アメリカンスナイパーのサイトはこちら



 



2015.1.8 ジャージーボーイズ キネマ旬報で洋画部門1位に選ばれました
キネマ旬報の「第88回キネマ旬報ベスト・テン」でジャージーボーイズが洋画部門の1位に選出。また外国映画監督賞でもクリント・イーストウッドが同作により選出。他東京スポーツ映画大賞でも洋画部門の作品賞にノミネートされている。同賞の作品賞はノミネート作品から審査委員長を務めるビートたけしが独断で選ぶ。

2014.12.05 ジャージーボーイズからアメリカン・スナイパーへ他
今日のニュース1発目
クリント・イーストウッド監督の「ジャージー・ボーイズ」でBob Gaudioを演じたErich Bergenがイーストウッド監督の最新作「アメリカン・スナイパー」を鑑賞したらしい。Twitterで
”クリント・イーストウッド及び映画版ジャージーボーイズの製作チーム、最新作のアメリカン・スナイパーおめでとう。ハートブレイクで感動的で本当にインスパイアされたよ。”とつぶやいた。イーストウッド監督はイーストウッド組を組んでおり、大抵に於いてメインスタッフは同じ。ジャージーボーイズのスタッフがそのままアメリカンスナイパーで仕事をしている。アメリカン・スナイパーはアメリカではクリスマスデイの限定公開、来年1月に全米拡大公開。日本では2月21日公開。
BergenはCBS局で9月から放送を開始しているドラマ「Madam Secretary」に出演している。主役はティア・レオー二。
またイーストウッド新作アメリカンスナイパーのサイトはこちらに作っています。

今日のニュース2発目
84歳のクリント・イーストウッドは未だに引退を考えることはない。LA Timesのインタビュー。

インタビュアー:ブラッドリークーパーによると相変わらずのすばやい仕事振りとのことですが。撮影テイクも少ない。
イーストウッド:僕の仕事はその瞬間に判断すること。あとで編集室で同じシーンを20カットも見る必要がないようにね。時折違った方法もやるけどね。でも自分は自分が俳優であったらこうやってほしいという方法でやっているんだ。僕はかつての偉大な監督のビリーワイルダーやジョンフォード、ハワードホークスらと仕事をして監督法を学ぶという経験がないんだ。
インタビュアー:彼等はあなたが俳優として成功する前に引退していましたしね。
イーストウッド:彼等とは知り合いではあったんだよ。フランクキュプラも。僕はいつも彼等がどうして60とか65歳で監督を引退するのか不思議だったんだよ。
インタビュアー:タランティーも近い将来の引退を宣言し歳をとって監督してももういい映画は作れないと発言しました。
イーストウッド:今言うのは簡単だ。でも彼が60歳になったらきっと考えを変えると思うな。”ちょっとまて、まだまだやりたいことがあるな”ってね。彼には同意しないな。僕は84歳だがまだこの仕事を楽しんでいる。まだ引退なんて準備も出来ていない。
インタビュアー:今何歳くらいの感じなんですか?
イーストウッド:18歳くらいかな(笑)。50歳?まぁ肉体的には50歳くらいだと思うよ。僕が50歳の頃は30歳くらいに感じていた。この業界は自分より若い世代の感覚も必要だ。僕の祖父が84歳の頃よりもっともっと若い84歳でないといけないんだ。

2014.11.28 ジャージーボーイズ 日本で映画賞いただきました!

以下の記事がスポーツ報知さんにより伝えられた

◆第39回報知映画賞 ▽作品賞・海外「ジャージー・ボーイズ」

今年の映画賞レースの幕開けとなる「第39回報知映画賞」の各賞が27日、発表された。

クリント・イーストウッド監督(84)の34作目の監督作品「ジャージー・ボーイズ」が受賞した。1960年代、世界的な人気を誇ったフランキー・ヴァ リ(80)率いる伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の栄光と挫折を描く。オリジナルは2006年にトニー賞で4部門を受賞したブロード ウェーミュージカル。主演はブロードウェー版に続きジョン・ロイド・ヤングが引き続き務めた。

イーストウッド監督は「この度は、『ジャージー・ボーイズ』を報知映画賞海外作品部門に選んでいただき、ありがとうございます。この映画に関わったキャ スト・スタッフ全員にとっても、このような賞で認めていただけることは非常に名誉なことです」とコメント。「この映画を愛して下さった日本のファンの皆様 に心からの感謝を申し上げると共に、来年、日本で(新作の)『アメリカン・スナイパー』をお見せできること、楽しみにしております」とした。

◆ジャージー・ボーイズ 米ニュージャージー州の貧しい街で生まれ育った4人の青年は、それまでの生活を打破するため、歌手を目指す。天性の歌声と楽 曲、そして何より揺るがないチームワークは、金やコネがないといったハンデを乗り越え、瞬く間に人気者に。やがて、「ザ・フォー・シーズンズ」としてデ ビューするが、幸せの時間は長くは続かなかった…。06年にトニー賞で作品賞などを受賞した実話をもとにしたミュージカルを、クリント・イーストウッド監 督が映像化。

 

2014.11.21 ジャージーボーイズDVD&ブルーレイのコンボが来年2月4日発売
ジャージー・ボーイズのブルーレイ&DVDセット版が2015年2月4日発売と発表された。クリント・イーストウッド監督は次回作のアメリカン・スナイパーが日本では2月21日公開。新作の宣伝活動も活発になるであろう頃なので、ちょうどタイミングが良いリリースなのかもしれない。映画館で”おっイーストウッドの新作のポスターか。そういえば前作のミュージカルみてないや。よしレンタルいくか!”みたいな感じで相乗効果がありそうだ。
なおアメリカでは11月10日リリースだったが初週の売り上げは初登場6位と映画同様ヒットにはなりそうもない。

 

2014.11.14 ジャージーボーイズ無念・・アメリカではコケ映画大認定中・・・・
映画ジャージー・ボーイズが9月に公開されて2ヶ月。日本ではやたら評判が良くネットでも絶賛の嵐。すっかり、イーストウッド監督ジャージー・ボーイズで大成功!なんて認識になっていた。ところが・・・アメリカでイーストウッド監督の新作アメリカン・スナイパーの試写も開催されると、すっかり塗り替えられた記憶が剥がされてしまった・・・。なにせアメリカのメディアが「ジャージーボーイズで大失敗をこいたイーストウッド監督の新作は・・・」などの文句で新作を紹介することが多いので、あぁ、そうか、ジャージーボーイズはアメリカでコケて評価も散々だったんだっけ・・・と思い出すことに。
しかもお笑いのネタ状態になっている。
「アメリカンスナイパーを良い評価をしている評論家は信用問題としてジャージーボーイズにどう評価したかも書いとくべきだ(ジャージーボーイズを良く評価した評論家は当てにならない」などという書き込みやら、
ネットの映画サイトの動画コーナーでは
1「アメリカンスパイパーはイーストウッド監督いい仕事だ。84歳とは思えない力強さ」
2「しかも今年2作目だからね」
1「2作目?どいうこと?」
2「ジャージーボーイズだよ。君、批評担当してたじゃん」
1「・・・あぁ!あったそんなことあった。忘れてた。ジャージーボーイズね。いやまた忘れた。皆も忘れてくれ」
などすっかり笑いのオチに使われる始末。まぁ確かにイーストウッド監督としてすっきりしない感じだったけど、結構面白かったんだけどなぁ・・・。

 

2014.11.11 特典
11月11日はなんの日?イーストウッド最新作「アメリカンスナイパー」の初試写会が行われてヴァラエティ、ハリッドリポーターなどの大手メディアから大絶賛!アカデミー賞戦線に殴り込みをかけた日!
ブブブブーーーー。北米でジャージーボーイズのDVD&Blu Rayが発売された日です。
さて詳しい特典映像を紹介。

DVDとBlu Rayコンボパックの特典です。
“From Broadway to the Big Screen” (23 minutes):
どのようにして舞台ジャージーボーイズがブロードウェイで成功したか。そしてどのように映画のスクリーンへとなったか。メインキャストのインタビュー、脚本のRick Ellis、Clint Eastwoodのインタビューも紹介。なぜイーストウッドが映画版の配役に舞台役者を使ったが判明する。ただしセット風景やミュージカル的なものが見たい人にはたいした価値なし。

“Too Good to Be True” (5 minutes):
其の前の23分のドキュメントの補足的な作品。Donnie Kehrに焦点を当てたもの。舞台・映画でNorm Waxmanを演じ、サンディエゴ公演ではGyp DeCarloも演じている。
50歳の誕生日をあこがれのアイドルだったクリストファーウォーケンと一緒に撮影出来た喜びも語る。

DVDのみの特典
“Oh What a Night” to Remember (5 minutes)
舞台版ジャージーボーイズのカーテンコール同様、映画でも歌とダンスでエンディング。なんとわずか1日半で撮影終了したグランドフィナーレに関して振り付けのSergio Trujilloやキャストが語る。

 

2014.11.08 特典少な!!!
アメリカで間もなく発売されるJersey BoysのDVDおよびBlu ray。特典映像が少ないことが判明。毎回イーストウッド映画は特典が少ないが今回はネタはありそうなのにやっぱり少なかったようだ。DVD& Blu rayのレビューサイトでも
「びっくりするくらいの少なさ」と書いているレビュアーもいた。
DVD&Blu rayのコンボバックの特典は三つ。
1  From Broadway To The Big Screen 22分57秒
キャストに焦点をあて、舞台からスクリーンへ。キャスト、監督インタビュー含む
2  Too Good To Be True 4分51秒
・・・・・Norm Waxmanを演じたおっさんの特集。本当なのかと色々サイトを調べたけどクリストファーウォーケンの特集となっているサイトも。普通に考えてクリストファーウォーケンのほうだと思うけど・・・・。
3  Oh What A Night 5分05秒
ラストの大団円インド映画風ラストのビハインドシーン

特典あまりの少なさにがっかり。海外版の予約キャンセルして、日本版待つことにするです。

 

2014.10.27 日本はJersey Boysが世界で3番目に稼いだ国になりました。
日本がJersey Boysの興業で本国アメリカを除けば2番目に稼いだ国になりました。10月19日の段階で日本の興行成績は約290万米ドル。わずか3億円強とまぁヒット作の1週間で稼ぐ金額には過ぎないのですが、それでも2位です。外国興業1位はオーストラリアで約680万米ドルと7億年弱を稼いでいます。イギリスは260万米ドルほど稼ぎ外国興業3位です。
ネットをみると143館と少ない劇場にしてはヒットと述べている方もいますが、正直、143館公開であっても3億円程度、評価的にはもの凄い高い評価を受けているに3億円程度。イーストウッドのファンサイトとしてはここんとこ毎作ヒットしないんで悲しいです・・・。ヒットしてくれないと、上映する映画館も少なくなっちゃうし。
まぁ1990年代後半は、トゥルークライムとかかが新宿だけの単館ロードショーとか、ひどい時期もあったんでそれよりはましですが・・。

 

2014.10.18 イーストウッド、初めてのデジタルカメラ撮影でした
ジャージーボーイズはクリント・イーストウッド監督初のデジタルカメラでの撮影だった。
今回主役四人のうち三人はカメラの前での本格的演技は初めて。しかしフィルムと違い、デジタルカメラはフィルムのかけかえがないため、高揚した心がとぎれずに撮影が行える、歌が現場収録のため、NGのためフィルムの消費を気にしなくて良い、など俳優陣には精神的に大きな助けとなった。
撮影監督はいつものTom Stern。そしてLead colorist (色彩チーフ)Maxine Gervaisがスタッフに加わった。撮影カメラは昨年の「それでも寄るは明ける」「ゼログラビティ」などで使用された人気のARRI ALEXA。撮影後、データ化された映像ファイルはGervais女史に元へ送られカラーグレーディングが行われた。
「クリントは私達技術をとても信頼してくれた。Tomと私で色を作り、そしてクリント監督がやってきて確認し、フィードバックをもらうという感じだった。我々は彼の欲しいものが一度わかるとあとは、創造的な心にまかせてカラーグレーディング作業を続けた」と Gervais女史。
今回は撮影時に音を収録。映画など音声作業は最期のパートだが、今回は撮影の段階で多くの音が揃っていた。
「今回は普段とは違った感じだった。だいたい最初のカラーグレーディング作業の時は音は無く、最終カラーグレーディングで初めて音を聞くことになるんだけど、今回は最初から音楽を聴きながらのカラーグレーディング作業。仕事しながら歌ったり踊りたくなる作業だった。毎日自分の作業ルームから帰る時には一曲覚えて頭の中でだけど歌いながらだったわ」とGervais女史。
撮影監督のTom Sternに関しては
「Tomの撮影は素早く、そして正しいライティングで行われている。DI(Digital intermediateデジタルの色調)をとても理解しているから、技術的にも創造的にもとてもやりやすくしてくれた」と話している。
ジャージーボーイズの仕事が終わると、Gervais女史の元にイーストウッドと撮影監督のSternからまた声がかかった。イーストウッド監督の次回作「American Sniper」にも声がかかったのだ。
「偉大な映画人達と一緒に仕事が出来るなんて、とても光栄なことです。彼等はもっとも創造的な人物達でとても一緒に仕事をするのが楽しいです。そしてとても素晴らしい経験です」とGervais女史。

Maxine Gervais カナダのケベック生まれ。Photoshopや3DsMaxなどを使い3Dモデリングを行っていたがその後DIの仕事の専念。ハリーポッターシリーズで初めてDIの仕事を担当する。現在Jersey BoyやAmrican Sniperの制作スタジオのワーナー映画の技術部にいる。

2014.10.12
John Lloyd Youngのインタビュー
イーストウッドとの出会い
「NYの舞台に出ていて、クリントイーストウッドがNYに彼を取り上げたドキュメント映画のプレミアで来るって聞いたんだ。僕とマネージャーはノートを持ってそのプレミアのチケットを取って見に行ったんだ。もし彼と仕事になることになったらと思って二人で彼のことを色々勉強したんだよ。そしたら彼がもしかすると、舞台を見に来るかも知れないって聞いたんだ。僕はステージに上がる前に聞いたんだけど、観客が彼が入ってきたらスタンディングオベーションを始めたんだ。映画を監督するかもしれない彼の前で演じるのはとても緊張したけど、僕のベストを見せることが出来ることに誇りも思ったよ。これは最高のオーディションになるかもしれないと思ったんだ。ショーが終わって彼は舞台裏で挨拶に来たんだよ。短い会話だったんだけど、次に彼とあったのは映画の撮影セットだったんだ」

映画版の撮影でメンバーがまとまったきっかけとなった撮影は
「バンドを組んでまだ売れる前の話。乗っていた車が砂漠で故障してヒッチハイクするシーンがあったんだ。撮影開始して3日目の撮影だった。ヒッチハイクしたトラックの荷台に僕ら3人で乗るんだけど(ゴーディオ以外。加入前の話か、もしかして一人だけ助手席という設定か)ブタと一緒だったんだよね。農場のトラックだったんだ。撮影で車が動き始める度にブタがおしっこしだすんだよ。キャストの絆を強めるにはブタとの共演は最高の撮影だったよ」
そんなシーンなかったやん!カットされちゃったの?

CDを出したんだよね
「そうなんだよ。他の人の歌ばかりだったけど今度のはタイトルが僕の番だ!っていうんだ。聞いてよね!」
John Lloyd Young   My Turn(俺の番だ!)

2014.10.10
10月2日「ジャージー・ボーイズ」ブルーレイ&DVDセットの予約が開始されていた!つたやさんによると発売日は2099年1月1日??。修正されると思いますがこれは2015年1月1日ということでしょうか!!??
つたやさんはこちら
セブンイレブンさんはこちら
HMVさんはこちら

また輸入盤でよければ11月11日にこちらから、少し日本版より高くリージョンコードの問題もありますが、あと一ヶ月でおうちがニュージャージーの臭さで一杯になります!ニュージャージーたってボンジョビじゃないよ!
輸入盤はリージョンコードの問題でアメリカ版の場合、DVDは日本のプレイヤーでは見られません。しかしBlu Rayは見られます。注意してください。

なお映像特典に関しては日本版はどうかわかりませんがアメリカ版はアメリカサイトからの○コピですが
DVD&Blu Rayコンボバックの特典が
From Broadway To The Big Screen ブロードウェーから大スクリーンへ
Too Good To Be True 真実なんて出来すぎやん!
“Oh, What A Night” To Remember 忘れられない“Oh, What A Night”

DVDのみが
“Oh, What A Night” To Remember 忘れられない“Oh, What A Night” です

エンディングの “Oh, What A Night”が宣伝用でリリースされていますた。Youtubeでどうぞ。

 

 

2014.09.30
27日土曜日に日本公開されたジャージーボーイズ。全世界同様に日本でもコケた・・・。
Movie Walkerの興行成績のニュースによると全国143スクリーンで公開、土日2日間で動員4万2773人、興収5400万2700円。
土曜日、日曜日のTwitterつぶやきや、映画のネット予約では、六本木や新宿などでは、小さいスクリーンが割り当てられていたこともあり、大盛況。予約締め切りの段階でほぼ9割以上埋まる回を連発し、満員で見られなかったというネットの買い込みも多かった。しかし人が集まったのは東京のみ。首都圏でも横浜になるとかなりガラガラ。わずか143スクリーンながらたったの5千万台では、地方興行はまさにすっからかんだったと思われる。

2014.09.25 これはミュージカルでないよ by監督 
クリントイーストウッド監督の10分強のインタビュー映像がぴあ映画生活のサイトのありました。
こちらでどうぞ(http://cinema.pia.co.jp/news/164566/59326/)。すこしスクロールダウンしたところに映像があります。

2014.09.19 ネタバレ記事
ジャージーボーイズ 映画の 本当と嘘
Q 俳優のジョーペシはフランク・ゴーディオを本当にトミー・デヴィートやフランキー・ヴァリに紹介したの?
Ans  Yes!ペシはデヴィートの友達だった。面白いのはJersey Boysの劇中のJoseph Russo演じるペシは、映画「グッドフェローズ」でペシが演じていたキャラの有名な台詞「Funny How?」を繰り返し使っていたこと。

Q ジョーペシの映画グッドフェローズのキャラクター「トミー・デヴィート」はFour Seasonsのトミー・デヴィートの名前にインスパイアされたもの?
Ans  No! マーティン・スコセッシの映画グッドフェローズのトミー・デヴィートはまったくFour Seasonsのデヴィートと関わりなく、偶然名前が一致しただけ。

Q メンバーは本当に逮捕されたことがあるの?
Ans  Yes! トミー・デヴィートは映画同様に何度も逮捕されている。
「拘置所には7回か8回入ったよ。べつに誇りに思っていることは亡いけど恥てもいないよ。僕が住んでいたところは危険なところでね。生き抜くにはなにかしらしなくてはいけなかったんだ」とご本人は話している。

Q 映画では看板サインを見てThe Four Seasonsの名前を付けていたが本当?
Ans  Yes! ボーリング場のカクテルラウンジでのオーディションで仕事をもらえず、その代わりにラウンジの名前The Four Seasonsの名前を勝手にもらってグループ名にした。

Q トミー・デヴィートって本当に部屋でションベンぶちかましたり汚い奴だったの?
Ans  No! 本人はNO!!と強く否定している。流しでションベンなどしなかったという。
「それは嘘っぱちだよ。僕はメンバーのなかでも多分最も清潔な人間だったんだ。なんでそんなキャラ付けになったのか不思議だよ」とデヴィート。

Q 映画でクリーブランドのライブの後、ホテルの宿泊代を踏み倒して逮捕されてたけど本当?
Ans  Yes! 1964年にホテルの宿泊費を踏み倒して、翌年のクリーブランドにライブで再訪した時に逮捕された。映画とは違い逮捕されたのはヴァリ、デヴィート、ゴーディオの三人。ただし捕まったその日の夜に一人500ドルの保釈金を払い釈放。その後ホテルにお金を払ったため、罪状取り下げ、裁判沙汰にはならなかった。オリジナルメンバーでただ一人逮捕されていない、ベースの”目立たない奴”マッシだがメンバーを1965年に脱退。逮捕は1965年9月なので、もしかするとこれはマッシ脱退後の出来事だったのかもしれない。

Q ヴァリの娘さんが亡くなったのは本当?
Ans  Yes 娘フランシーは1980年にドラッグの過剰摂取のため亡くなった。映画ではフランシーの死のみが取り上げられたが、フランシーが亡くなった同年に養子セリアも亡くなっている。ニューヨークのアパートの窓から落ちたことが理由。火事から逃げるためと言われているが、酔っていた、自殺だった、とも言われている。

Q トミー・デヴィートは借金のせいでメンバーから追い出されてラスベガスで監視されることになったの?
Ans  No! 借金があったのは事実だがメンバーを離れることになったのは別の理由とデヴィート。
「ツアーのため毎日、移動、着替え、乗り換え、時には100マイルの移動、ステージ。その繰り返し。」と色々な要素が重なり音楽から身を引いたんだとデヴィート。またラスベガス幽閉の話は
「なんで太陽がサンサンで、天国のような街ラスベガスで幽閉なんてなるんだ?だいたいギャンブルで借金こさえたのに、ギャンブルの街に行かされるなんてありえないよ」とデヴィート。デヴィートはたしかに1970年にラスベガス引っ越したがこれは本人の意志でけしてギャングがデヴィートを監視するために強制したものではないという。またデヴィートの家族も当時ラスベガスに住んでいた。

Q プロデューサーのボブ・クリューはゲイだったの。
Ans  Yes&No! クリューはバイだった。舞台版でクリューを演じたJonathan Hadleyは
「今では彼はゲイと定説になっているけど、実際の彼は当時女性ともデートしていたんだよ」と話している。なおあまり語られないことだが“Can’t Take My Eyes Off of You”君の瞳に恋しているは映画ではゴーディオが作りクリューの姿はあまり見られないが、クリューも曲の製作に大きく関与しており、歌詞はクリューが書いた。クリューのボーイフレンドに向けて書かれた歌詞。

Q クリストファーウォーケンが演じるモブのボスがヴァリの歌う“My Mother’s Eyes”を聞いて泣いていたけど本当?
Ans  Yes! 映画の脚本家によると100%実話だという。

Q ヴァリと結婚した奥さんのメアリー・デルガドとの関係って映画の中のように長く続いたの?
Ans  No! 娘フランシーンがドラッグの過剰摂取で亡くなった時、映画では二人はまだ結婚生活を続けていたが実際はもう離婚していた。1971年に二人は離婚。その後ヴァリは1974年に再婚、また離婚。娘のフランシーンは80年死去。84年に3度目の結婚。

Q 映画ではギターのデヴィートとベースのニック・マッシが同時に脱退したけど本当?
Ans No! ベースのマッシが脱退したのは1965年とかなり早い時期だった。デヴィートの脱退は1970年。マッシは2000年にニュージャージー州で死去。残る三人のオリジナルメンバーは健在。

その他
君の瞳に恋してる Can't take my eyes off of youはVallieのソロでヒットしたのが1967年、娘が麻薬の過剰摂取で亡くなったのが1980年!
あのくだり映画&舞台の創作。

 

2014.09.16
ジャージーボーイズ、日本でもヒットせず!!??。
どうやら配給のワーナーはジャージーボーイズがヒットするとは考えていないよう。公式サイトの上映館を数えたら約140館。なんと四国四県での上映なし!、山陰地方でもほとんど上映なし!北海道はたったの2館、東北は3館ぽっち・・・・。

2014.09.13一つ疑問に思った映画の中の出来事 ネタバレ!ネタバレ!
改行たくさん入れてますので読む方はスクロースしてください。

 

 

 

 

 


試写会でジャージーボーイズを視て少し引っかかったことがあった。
君の瞳に恋してる Can't take my eyes off of youが娘を亡くしたValliの復活曲として凄い盛り上がりを見せるシーン。
麻薬の過剰摂取で亡くなった娘は劇中で20歳前後の感じだった。となるとValliとFour Seasonsはデビューして20年以上経っている頃の出来事。君の瞳に恋してる Can't take my eyes off of youってそんな晩年の曲だったの?
と思って調べてみたら君の瞳に恋してる Can't take my eyes off of youはVallieのソロでヒットしたのが1967年、そんで娘が麻薬の過剰摂取で亡くなったのが1980年!
あのくだり映画&舞台の創作だったのか!ショック!なお皆が知ってるディスコサウンドの君の瞳に恋してる Can't take my eyes off of youは1970年代のリメイクヒットかと思ったら1982年のヒットだった。

2014.09.12
音楽プロデューサーボブ・クリューが死去した。82歳。昨日の映画ジャージーボーイズの試写会見て「この人おかまだったのか・・・」とびっくりしたばかり。翌日訃報とは・・・・。
映画版ジャージーボーイズではMike Doyleがクリューを演じた。2005年には舞台版ジャージーボーイズにもゲスト的に作詞家という訳で出演していた。音楽プロデューサーとなる前はデザイナーの学校に通っていた。映画では触れられていなかったがクリューもニュージャージーのニューアーク出身。彼もジャージーボーイズだった。

2014.09.11 改行たくさん入れてますので読む方はスクロースしてください。
試写会で見たジャージーボーイズの感想 ネタばれ嫌な人は見ないでね!

 

 

 

 

この映画の前半、中盤、終盤、総括採点
★は5満点。

最初の1時間、映画開始から結成、デビュー、絶頂期まで
★★★★★ 無茶苦茶おもしろい。音楽、笑いのノンストップ、なんでこんなに面白いのにアメリカで評判悪かったんだ?状態だ。

バンドはセールスは絶頂期にあるものの、金にルーズ、精神勤続疲労で一杯一杯&家庭の問題で問題山積みの沈没期
★★ あんなに面白かったのに一気に陰気モード。フォーシーズンズのメンバー4人のうち3人舞台俳優を連れてきたんだけど、ちょっとシリアス人間ドラマパートは厳しいぞ。特に主演の人、舞台は知らないけど、映画のドラマパートではなんか学芸会に見えた。見せ場もなんもなかったベースがまさかの自虐ネタの大爆発演技でびっくりして面白かったから★一つサービス。

シリアスパートラストの落ちぶれていたValliの復活劇からエンディング+おまけの大団円サービスシーン
★★★★ 音楽と笑いの幸福な時間の大復活。★5つでないのは、願わくばもう一曲くらい入れて幸せな時間がもう少し欲しかったから。おまけの大団円サービスシーンがファンのために増やしたパートだと思うだけど、中だるみした分、もう一曲殿堂セレモニーんとこで入れられなかっただろうか。

総合 クリストファーウォーケンはそんなに出番はないと思っていたけど、出番が多かったのが嬉しいのでそれを加味して
★★★★
でも映画俳優のジョー・ペシの若い時を演じた俳優さんがあんまりペシらしくなく、おもしろみがない人だったのが残念だ。ペシ好きだから。

2014.09.09
11日は東京で映画「ジャージー・ボーイズ」の一般試写会が開催。Yahoo映画では同映画の一般レビューは2件だけ。多分海外に住んでいる方のレビューだと思いますが、明日から各地で行われる一般試写会で沢山の「ジャージー・ボーイズ」のレビューがネットで読めそうです。

2014.09.07 海外ドラマナビに以下のニュースが

巨匠クリント・イーストウッドの最新作『ジャージー・ボーイズ』が9月27日(土)より日本公開となる。その公開に先駆けて、クリントの息子であり、本作の音楽を担当するカイル・イーストウッドの来日が決定した。

ザ・フォー・シーズンズの名曲と共に、4人の若者の友情と夢、栄光と挫折、そして再生の物語を、同じ時代を生きてきたクリントが丁寧に紡ぎ出す本作。本作で音楽を手掛けたカイルは、抜群の音楽センスと父親ゆずりの精悍なルックスを併せ持ち、傑出したベース・テクニックと曲作りの才能で活躍するジャズ・ベーシスト。その華やかなソロ活動の一方で、クリントの監督作に楽曲提供を続け、『ミスティック・リバー』(03年)、『ミリオンダラー・ベイビー』(04年)などの楽曲を父とともに担当。さらに『父親たちの星条旗』では作曲、演奏ともに全面的に関わり、2008年には『グラン・トリノ』の音楽がゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞にノミネートされたほど。また、今回の来日では、9月17日(水)~19日(金)の3日間、ブルーノート東京でライブを行う予定だ。

さらに、クリント本人からも特別メッセージが届いた。クリントは、「ザ・フォー・シーズンズのメンバーは、犯罪に手を染めるような貧しい地区の出身だったのだが、音楽に出会って努力するようになったんだ。彼らの歌は世界中で大ヒットし、彼らの名曲に秘められたストーリーを、日本のみんなにも映画を通じて楽しんでもらえると思う」と本作をPR。また、息子については「音楽はどの映画にとっても重要な要素で、カイルは長年にわたって私の映画音楽に何度となく関わってくれた。また彼は才能豊かな作曲家で素晴らしいパフォーマーでもあるんだよ」と賞賛した。

父も太鼓判を押す、カイルの貴重なライブパフォーマンスを生で堪能してみてはいかがだろうか。ライブの詳細はブルーノート東京公式サイトより確認できる。

映画『ジャージー・ボーイズ』は9月27日(土)より全国ロードショー(海外ドラマNAVI)

2014.09.04 日本はJersey Boysが世界で2番目に稼いだ国になるかもしれない
Jersey Boysは制作費41.8ミリオン、アメリカ国内興業46.7ミリオン、国際興業15.3ミリオンでトータル世界興収62ミリオン。残念ながら不発で終わってしまった。
国際興業15.3ミリオンはイーストウッド監督映画としては壊滅的な不発ぶり。前作のJ.エドガーの本国以外の興業は47ミリオン、その前のヒアアフターは72ミリオン、その前のインビクタスが84ミリオンとアメリカ本国で不発でも国際興業で稼ぎ世界興業1億ドルを突破していた。
Jersey Boysは世界中で不甲斐ない興行成績であるが、日本ではまだ未公開。この分だともしかすると日本が本国に次い稼いた国になるかもしれない。全世界で不発のJersey Boysはアメリカ本国以外で最も稼いだのがオーストラリアで米ドル換算で680万ドルの興業成績。680万ドルといえば6億8000万円ほど。イーストウッド監督作品の日本での興行成績はJ.エドガーが3億円とずっこけたが、その前のヒアアフターが7億円。その前のインビクタスが8.6億円。2000年以降ではJ.エドガーとブラッドワーク以外はすべて6億8000万円以上の興業収入を上げている。

 

2014.08.26 日本版サウンドトラックCD来月10日発売!
サントラ発売のニュースがCinema Cafe 8月26日付けで伝えられた。

名匠クリント・イーストウッドが、「ザ・ビートルズ」以前の音楽界に不滅の伝説を打ち立てた4人組“ザ・フォー・シーズンズ”の物語を描く最新作『ジャージー・ボーイズ』。9月27日(土)の日本公開を前に、イーストウッド監督も魅了された大ヒットナンバー満載の本作のオリジナル・サウンド・トラック(国内盤)が、9月10日(水)に発売されることが決まった。

代表曲「シェリー」を皮切りに3曲連続でビルボード1位を獲得するなど、現在までに全米チャートを賑わせた曲の数は71曲。これまでに売り上げたレコードの数は約1億7,500万枚以上という伝説を作り上げた「ザ・フォー・シーズンズ」。1990年には「ロックの殿堂」入りも果たした人気ポップグループだ。

イーストウッド監督が手がける本作では、彼らの不朽の名曲「君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)」を始め、半世紀を経てもなお世界中で愛され続け、さまざまなアーティストにカバーされ続ける往年の楽曲と共に、彼らの友情と夢、栄光と挫折そして再生の実話を紡いでいく。

物語を語る上で重要なのが、彼らの大ヒットナンバーの数々だ。イーストウッドは、「ザ・フォー・シーズンズにはすばらしい曲がたくさんある。『シェリー(Sherry)』『悲しきラグ・ドール(Rag Doll)』『瞳の面影(My Eyes Adored You)』『恋はヤセがまん(Big Girls Don’t Cry)』『恋のハリキリ・ボーイ(Walk Like A Man)』『君の瞳に恋してる』……。少し聴けばすぐにザ・フォー・シーズンズの曲だと分かるんだ」と話す。

「毎日撮影していると、そのたびに新しいお気に入りの曲ができる。彼らが『悲しき朝やけ(Dawn)』を歌うと、みんな、ずっとそれをハミングし続けたものだよ。そして、別のシーンで『悲しきラグ・ドール』を歌うと、今度はそれをずっとハミングしてしまう。実に楽しかった」と、現場でも一体となって彼らの魅力を再認識していたことを明かした。

今回のオリジナル・サウンド・トラックでは、劇中の歌から、フランキー・ヴァリ&フォー・シーズン本人たちの歌声も収録されており、イーストウッドが愛した楽曲の数々に触れることができる。

時代を超えた名曲の真実と、彼らが紡いできた心に響くメロディの数々を、ひと足早くこのサントラから堪能してみては。

『ジャージー・ボーイズ』は9月27日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。

オリジナル・サウンド・トラック(国内盤)は9月10日(水)より発売(※デジタル配信中)。
価格:2,000円(本体)+税
」  (text:cinemacafe.netより)


その他のジャージー・ボーイズの話題では、
日本でもメディア用の試写会は行われたようで音楽の評論家の 湯川れい子さんが作品を楽しんだようでFacebookで取り上げてている。映画のパンフレットにも寄稿するそうだ。

 

2014.08.15
Jersey Boysの北米興業はおよそ46ミリオン程度でほぼ打ち止め状態。映画の話題もほぼないが、Four SeasonsのFrankie Valliがラジオ局K-Earth 101のインタビューに応じた。局のサイトで記事となっている。
ラジオ局は完全に映画を内容も興業も失敗作ととらえており、非常にファンにはおかんむりなインタビューになっている。以下
「オスカー監督イーストウッドによる映画ジャージーボーイズは大ヒットが期待されていたが、興業ではずっこけわずか46ミリオンの興行成績。映画のモデルとなったFrankie Valliがインタビューに答えたがなんと彼はまだ映画を見ていないという。
"未だ見ていないんだ。なんだか映画で見るのが変な気分で。なので試写会でも見なかったんだ”とValle。
ファンや批評家は映画の内容に満足出来ず、Vallieを演じたJohn Lloyd Youngも舞台で見せた魅力を映画にもたられなかった。Valleは映画を見ていなくても、実在の人物を映画で魅力的に見せることは難しいと知っている。
”実在の人物を演じ、これは素晴らしいリアルな出来だ、と皆が評価する映画を何本も見たけど、そうれほどリアルではなかった。誰かを演じるならその人と最低でも1年は行動しなくては無理だよ。彼は僕と行動を取るべきだったね”とValle。一例としてロックの殿堂のシーンではYoungが演じたValleは年を取り過ぎていた。
”僕らが殿堂入りしたときはあんな年寄りじゃなかったよ”とValleは肩をすくめた。
映画は、ValleとFour Seasonsのセンセーショナルな音楽キャリアに焦点をあてるのではなく、それ以前の暗いマフィアとの付き合いのある時代を描いた。
”僕は映画にそれほど関わっていなかった。クリントイーストウッドは偉大な監督だとわかっている。でも僕ならもう少し違った作品を作ったろう。僕の知っている範疇では、いくつかの音楽がカットされている。もし自分が作るならもっと音楽を使用しただろう。運転中のシーンでも歩いているシーンでも映画を通して音楽が聴えるようにね”とValle。
おしまい

Valleは2013年に日本でのコンサートツアーを映画製作のためキャンセルしている。 また映画のクレジットでもValliはexecutive producerとなっているが単なる名前貸しということなのか・・・。

2014.07.10
6月20日に北米公開となったJersey Boys。7月6日の日曜日で3回目の週末興業を終えた。北米17日間で約36ミリオン強の興行成績。近年の失敗ミュージカルの代表「ロック・オブ・エイジズ」より劣る興業ペースだったが公開3週目の中頃に逆転。公開初日17日終了時点でJersey Boysが約36ミリオン、「ロック・オブ・エイジズ」が約35ミリオンとなっている。「ロック・オブ・エイジズ」はその後ほとんど売り上げを上げず北米最終38ミリオンで興行を終えている。Jersey Boysは上映館が最大2905館で現在2600館。サマーシーズン後半で大作の公開が少なくなっている分だけ上映館が減らないのも助けになっている。とはいえ今後北米で稼ぐことは期待出来ない。3回目の週末3日は5ミリオン強。4回目の週末は3ミリオン程度まで落ち込むことが予想される。だらだら上映して結局40ミリオン台で北米興行を終える見込み。
またJersey Boysは北米以外では現在のところわずか7ミリオンの売り上げ。世界興行は合計で約44ミリオンとなっている。

2014.07.04
○映画の日本の公式サイトがオープン。日本版の予告などが観られるよ!というかそれしかない?
http://wwws.warnerbros.co.jp/jerseyboys/


○ 以下のニュースが映画.comに

[映画.com ニュース] 巨匠クリント・イーストウッド監督が大人気ブロードウェイミュージカルを題材に撮りあげた新作「ジャージー・ボーイズ」の予告編が、このほど公開された。

トニー賞でミュージカル作品賞を含む4冠を達成した原作は、1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の実話をもとにした作品。「許されざる者(1992)」「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のアカデミー賞監督賞に輝いたイーストウッド監督が、米ニュージャージー州の貧しい地区出身の4人の若者“ジャージー・ボーイズ”の友情と裏切り、栄光と挫折のストーリーを数々のヒットナンバーとともに描き出す。

このほど公開された予告編には、「シェリー(Sherry)」「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」「愛はまぼろし(Who Loves You)」といった名曲がちりばめられた。成功から一番遠い場所にいた4人の若者たちが音楽の力で成長し、固い絆によって絶望の淵からはい上がる様子が描かれ、歌声と希望に満ちあふれた映像になっている。

昔からザ・フォー・シーズンズの音楽が好きだったというイーストウッド監督が興味を持ったのは、「最高の環境で育ったとは決して言えない、半分不良みたいな若者たちがどうやって成功したのか」ということ。さらに、「この映画を見終わった人々は、きっと歌を口ずさみながら映画館から出てくる。それだけでなく、彼らの歌がどこから生まれたかという背景を楽しみながら知ってほしいし、そのレガシーが今でもしっかり伝わってくる4人の若者のことを覚えていてほしいね」と作品に込めた思いを明かした。

ブロードウェイ版でバンドのリード・ボーカルのフランキー役を演じ、トニー賞ミュージカル主演男優賞に輝いたジョン・ロイド・ヤングを中心に、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ビンセント・ピアッツァが映画版ジャージー・ボーイズとして見事なハーモニーを奏でる。オスカー俳優クリストファー・ウォーケン(「ディア・ハンター」)がマフィアのボス、ジプ・デカルロ役で共演。製作総指揮には、フォー・シーズンズのメンバー、フランキー・バリとボブ・ゴーディオ本人が名を連ねている。

「ジャージー・ボーイズ」は、9月27日から東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開。
(映画.com速報)

2014.06.28
Jersey Boysは年配がターゲットの映画だから平日にも動員が見込まれる・・・という予想は希望的楽観的な予想であった。今週月曜、火曜、水曜のデイリー興業ランキングが出ているがJersey Boysは3日全て5位で先週の週末3日間興業4位からランクを落としている。先週末興業ではランクが下だった「マレフィセント」に平日興業では毎日負けてている(といっても週末興業でもJersey Boysが勝利したのは興業初日の金曜のみ。土曜、日曜と負けて、3日間トータルでもぎりぎりで上だった)。

2014.06.24その2
映画の公開に伴いFrankie Valli & Four Seasonsの楽曲が売れ始めている。Amazo.comのCD&レコード売り上げでVery Best of Frankie Valli and the Four Seasonsが1位、映画Jersey Boysのサントラが4位となっている。

 

2014.06.24
・the warpに出ていたJersey boysの公開初週3日の興業結果を受けての展望。
”Jersey Boysはマンマ・ミーアや、レ・ミゼラブル、グリースのような大ヒットにはならないことは分かっていたがそれでも公開されてから3日間13.5ミリオンしか売り上げがなかったのはワーナースタジオにとっては失望だった。
今回の映画はFrankie Valli and the Four Seasonsの物語。50年前の大スターでヒット曲も多かったが、アピール出来る対象は年輩に限られる。映画館に訪れたのは50歳以上が71%、84%が35歳以上だった。
この数字から、映画の対象ターゲットが狭すぎたことがわかる。またその一方で多少の希望もあるかもしれない。大人の観客は見たい映画を公開してすぐに見に行くわけではない。また批評家からは厳しい評価(Rotten Tomatoesの統計では良い評価は55%のみ)にもかかわらず、映画を見た観客の評価はA評価が多くなっている(Internet Movie Data Baseでは一般のファン採点で7.4で批評家よりかなり高い点数をつけている)。”
 

・北米以外では9カ国でJersey Boysは先週末に公開された。結論からいえば各国でコケている。
イギリスでは公開最初の週末3日間で米ドル換算で約73万ドルと寂しい出足。イーストウッドの前監督作のJ.エドガーよりちょっぴり稼いでいるがその前のヒアアフターよりも下の成績(両作品ともイギリスではコケ作品。ヒアアフターの公開初週の週末は米ドル換算で約1ミリオン=100万ドルの興業だった)。フランスでは今週は猛暑のため観光業は不調となっていたがその中で約43万ドル。フランスで大ヒットになったヒアアフターは公開初週末は5.6ミリオン(560万ドル)を稼いでいた。ヒアアフターは北米では32ミリオンとこけたが全世界興業はかなり好調で最終的に全世界興業収入100ミリオンを超えた。それに倣いたいJersey Boysは先週末公開された北米以外での9カ国の興業収入はイギリス、フランスと大きなマーケットがあったにもかかわらずトータルで1.6ミリオン(160万)ドルのみ。北米興業の13.5ミリオンと合わせて15.1ミリオンの稼ぎえで最初の週末を終えた。

2014.06.23
Jersey Boysは20日金曜から公開。興業成績は金曜は4.6ミリオン、土曜日は5.16ミリオン、日曜は暫定見積もりで3.6ミリオン、合計13.5ミリオンと予想通り残念なスタートとなった。観客の71%が50歳以上という、若い世代に完全に無視されてしまったのが大きかった。映画ファンにとってスター不在、名前があるのはクリント・イーストウッド監督のみ、しかもイーストウッドファンでさえ”ミュージカルか・・。早く次回作のアメリカン・スナイパー公開しないかな”などと嘆くほど心躍らないプロジェクト。ミュージカルファンへのアピールだけではやはり映画興行は厳しかった。批評家から厳しい評が多かったのも痛手か。
以下は最近の6月から7月公開のミュージカルの映画化作品の公開最初の週末三日の興業比較。Jersey Boysは大失敗と言われたトムクルーズのロック・オブ・エイジスを下回るスタートとなった。

DAY
Mamma Mia!
マンマ・ミーア!
2008年7月

Hairspray
ヘアスプレー
2007年7月

Rock of Ages
ロック・オブ・エイジズ
2012年6月

Jersey Boys
2014年6月
 
Fri $9,865,440
- / -
$9,865,440 / 1
Est. $10,984,000
- / -
$10,984,000 / 1
$5,294,141
- / -
$5,294,141 / 1
Est. $4,635,000
- / -
$4,635,000 / 1
Sat $9,850,625
-0.2% / -
$19,716,065 / 2
Est. $9,323,000
-15.1% / -
$20,307,000 / 2
$5,468,718
+3.3% / -
$10,762,859 / 2
Est. $5,210,000
+12.4% / -
$9,845,000 / 2
Sun $8,035,175
-18.4% / -
$27,751,240 / 3
Est. $7,170,000
-23.1% / -
$27,476,745 / 3
$3,674,410
-32.8% / -
$14,437,269 / 3
Est. $3,670,000
-29.6% / -
$13,515,000 / 3
         
Total $144,130,063 $118,871,849 $38,518,613 ???

 

 

2014.06.22 予想外の客の入り!・・はお昼だけで夜になったら・・・
6月20日、北米公開初日の金曜日は午後までかなりの動員があり、もしかして公開初週の週末3日の興業収入が18ミリオン程度まで延びるのではと期待されたJersey Boys。夕方以降がぱたっと客の入りが途絶え、金曜の興業収入は4.6ミリオンで終了、3日間では14ミリオン程度の見込み、。
boxoffice.comは金曜日早い段階での客入りの良さに、夜の段階で”もし金曜8ミリオンいければ20-22ミリオン程度まで延びることが期待される”と伝えていた。
しかし年配ターゲットの映画で、年配には夜は厳しいのか夜の興業は一気に落ちていった。
boxoffice.comは土曜日の早朝更新で
”Jersey Boysは金曜4.64ミリオン、見込みで3日間13.3ミリオン程度。昨日の情報からは随分低い数字になってしまった。この映画を見たいと思っていた観客が早朝に集中してしまったようだ。”と伝えている。
公開前のJersey Boysは13ミリオン程度、15ミリオンいけたら大成功という予想が多かった。
ただし、作品への批評家の意見は厳しい割には観客受けが良く、また年配層は週末だけでなく平日にも映画館に足を運ぶことが考えられるため来月一杯はかなりの上映館での興業を続けられる見込みはたったとも伝えられている。
なんとか制作費40ミリオンは本国興業だけでクリアしたい。

2014.06.20
・Jersey Boysのサウンドトラックの販売予約がすでにAmazonなどで始まっていますが収録曲が判明しました。
playbill.comに出ていた曲目リストは以下です。Frankie Valli & The Four Seasonの楽曲と映画版楽曲の混在版で
メンバーの1人のBob Gaudioによる選曲だそうです。
1. Prelude
2. “December, 1963 (Oh, What A Night)” – Frankie Valli & The Four Seasons
3. “My Mother’s Eyes” – Frankie Valli
4. “I Can’t Give You Anything But Love” – John Lloyd Young
5. “A Sunday Kind Of Love” – John Lloyd Young, Frankie Valli & The Four Seasons
6. “Moody’s Mood For Love” – John Lloyd Young
7. “Cry For Me” – Erich Bergen
8. “Sherry” – John Lloyd Young
9. “Big Girls Don’t Cry” – John Lloyd Young
10. “Walk Like A Man” – John Lloyd Young
11. “My Boyfriend’s Back” – Kyli Rae
12. “My Eyes Adored You” – John Lloyd Young
13. “Dawn (Go Away)” – John Lloyd Young
14. “Big Man In Town” – John Lloyd Young
15. “Beggin” – Frankie Valli & The Four Seasons, John Lloyd Young, Ryan Malloy
16. Medley – John Lloyd Young
a. “Stay”
b. “Let’s Hang On (To What We’ve Got)”
c. “Opus 17 (Don’t You Worry ‘Bout Me)”
d. “Bye, Bye, Baby (Baby, Goodbye)”
17. “C’mon Marianne” – Frankie Valli & The Four Seasons, John Lloyd Young
18. “Can’t Take My Eyes Off You” – John Lloyd Young
19. “Working My Way Back To You” – John Lloyd Young
20. “Fallen Angel” – Frankie Valli
21. “Who Loves You” – Frankie Valli & The Four Seasons, John Lloyd Young
22. Closing Credits: “Sherry”/”December, 1963 (Oh, What A Night)” – John Lloyd Young, Erich Bergen, Michael Lomenda, Vincent Piazza
23. “Sherry” – Frankie Valli & The Four Seasons
24. “Dawn (Go Away)” – Frankie Valli & The Four Seasons
25. “Rag Doll” – Frankie Valli & The Four Seasons

 

・本作の北米上映館数は2905館での公開のもよう。3000館にとどかずも、大規模ロードショーでありサマームービーであることを考えるとヒット作となるにはかなりの興行成績が必要になる。
まず制作費回収が目標になる。米映画サイトではこの映画の制作費を40ミリオンと伝えている。よく言われる、”儲けを出すには最低でも制作費の2倍が必要”、に当てはめると最低でも80ミリオンの興行成績が求められる。しかし現状の興業予想ではかなり厳しい数字。ほとんどの映画サイトは、公開最初の3日館の初動予想は10-15ミリオン程度と見ている。
前監督作の「J.エドガー」は初動約11ミリオンで最終37ミリオン(全世界興業では約84ミリオン)。その前の監督作の「ヒアアフター」は先行限定公開の数字は初動には入れず拡大ロードショーの数字を初動とすると、約12ミリオン、最終約36ミリオン(全世界約105ミリオン)。最近は世界興業でなんとか格好をつけている形となっている。
ただし映画の元になっているJersey Boys舞台版はほぼアメリカ限定で海外での知名度は高くない。ディカプリオ、マットデイモンらが主演していた上記二作とはアピール度が低く世界興業でも厳しいとの声が多く出ている。
しかしワーナースタジオは出ている予想より数字は期待出来ると見ていると伝えているサイトがあった。理由は、サマーシーズンで若者向け、子供向けの映画が多い中、年配向けの映画はJersey Boysが今夏初めての作品になること。評論家からの批評は厳しいものが多いが、これまでの試写などの上映中の観客のリアクションが悪くない。などが理由だという。2008年のグラントリの以来興行的にぱっとしないイーストウッド。あんまりコケてばっかりいると廃業になっちゃうよ!!。

2014.06.19 
Jersey Boysの映画批評家からの評価は延びていない。下の画像はアメリカで出ている評価家の評価を集め集計している2大有名サイトの現時点での集計採点。左はRotten Tomatoesで、これは出された批評家の評価を良い批評をFresh、悪い批評をRottenとし、60%以上良い評価を集めた映画はトマトマークが表示される。現在14の批評で良い8、悪い6で腐っちゃって床にぶちまけられた色の悪いトマトマークが表示されている。Average Rating6.3というのは10点満点ので批評家は平均6.3点を付けているということ。数字や☆の数で数字を出す採点してない批評はRotten Tomatoesサイト側で文面などから数字を出している。
右はmetacriticでこちらは良い、中間、悪いの3つで集計され、今のところ8つの批評で良い1、中間6、悪い1となっている。50という数字は各批評家がつけた100点満点での平均。

 

 

2014.06.18 

なんかかっこいいからアップしてみた

 

2014.06.15
・Hollywood Reporterは6月11日付けの記事でJersey Boysの公開最初の3日間の興業は10-15ミリオン程度と予想され見通しは暗いと伝えた・・・
Filmmonic.comではJersey Boys、Think Like Man Tooしか大きな新作公開がない6月20日からの週末はサマーシーズンの中休み週として、新作の大きな収益はなしとしている。
charged.fmもこの週は翌週のトランスフォーマーの新作前の無風ウィーク、たいした争いにはならないがThink Like Man TooがJersey Boysを吹き飛ばすと予想。

・以下Cinema Japanの6月15日付けのニュース
[シネマトゥデイ映画ニュース] クリント・イーストウッド監督が手掛けたミュージカル「ジャージー・ボーイズ」の映画化作品について、試験興行のラホヤ・プレイハウス版、ブロードウェイ版、映画版と三つのプロダクション全てに関わった唯一の俳優ドニー・カーが語った。

 同作は、1960年代に活躍した4人組のグループ「フォー・シーズンズ」(フランキー・ヴァリ、ボブ・ゴーディオ、ニック・マッシ、トミー・デヴィート)がスターダムをのし上がっていく中で、徐々にメンバー同士が対立するが、最終的にロック殿堂入りを果たすまでの過程が描いている。ドニーは、トミー・デヴィートの借金を取り立てる高利貸しのノーム・ワックスマンを演じている。

 舞台俳優ドニーの出演経緯は「サンフランシスコ公演のとき、コーヒー休憩でスタバに入ろうとすると、クリント監督がちょうど出てきた。今作のリサーチのために公演を観に来ていたんだ。彼は公演後にバックステージで『素晴らしい演技だった』と言ってくれて、その2週間後にスクリーンテストを受けろとの連絡があった。ただ当初は、ジプ・デカルロ(マフィアのボス)かノーム・ワックスマンのどちらかを依頼されていたが、最終的にジプ役はクリストファー・ウォーケンが演じ、僕がノーム役になった」と驚きのキャスティングだったようだ。

 クリストファー・ウォーケンとの共演は「僕は彼のことを“優しいジャイアント”と呼んでいる。彼からは『タバコを吸うときや眼鏡をかけるときなど、動きながら台詞を言うようにしろ!』と教わった。また、彼は撮影中にテイクとテイクの間は目を閉じていて、人前でもそれをやっているから、僕はわりと無礼な人だなぁとも思ったが、彼に『映画撮影では最初に疲れて見えるのは目で、撮影していないときは目を休め、そして目力を通して伝えろ!』とも言われた」と勉強になったそうだ。

 舞台版と映画版の違いは「まず、映画のテンポは舞台とはだいぶ違う。舞台ではセットの家具などを俳優が動かしながら次のシーンが展開していく設定で、僕らは縫い目のないようにその作業をスムーズに行っていた。映画版はリアルそのもので、俳優がカメラに向かって話しかけるシーンは、まるで映画『グッドフェローズ』をほうふつさせていた」とイーストウッド監督の演出に惹(ひ)かれたようだ。

 映画は無理にミュージカルシーンを増やさず 、ドラマに焦点を合わせているのが魅力だ。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

2014.06.14 84歳のイーストウッド監督に新恋人発覚!ただいた同棲中です!!他


撮影風景です。
イーストウッド監督によると、歌は録音しておいて口パクで撮影現場で併せるので無く、
実際に撮影現場で歌い、歌も収録しているとのことです。
役者さん大変です。画面から見切れても歌い続けなくてはいけません。

・また公式ホームページhttp://www.jerseyboysmovie.com/
のDownloadのコーナーにJersey Boysのポスターデザインのパソコン用壁紙などがダウンロード出来るようになっていましたで。
下みたいなやつ。だけど左側にショートカットアイコンがたくさんあるとBoysを隠しちゃいそうなデザインだ。
 


・以下のニュースが日刊スポーツWebに

俳優・監督のクリント・イーストウッドに、新恋人ができたと噂されている。
 
クリントは昨年8月に元ニュースキャスターのディナ・イーストウッドと17年間連れ添った末に離婚することが明らかになった。2人はすでに2012年に破局していたという。そして、そんなクリントが現地時間1日にロサンゼルスにあるスーパー「ホール・フーズ」でクリスティーナ・サンデラさんという女性と一緒にいるところを写真に収められた。クリスティーナさんはカリフォルニア州カーメル・バイ・ザ・シーにあるクリントが所有するホテル「Mission Ranch Hotel」で働いているそうだ。

 関係者はゴシップ誌「Usウィークリー」に、「彼女は彼が以前ディナと一緒に暮らしていた家で彼と一緒に住んでいます」「彼女は数か月前に引っ越してきました」「クリントの子供たちは全員クリスティーナと会っていて、彼女のことが好きですよ」「子供たちはみんな彼女が“普通”だと言っています」と明かしている。

 クリントはディナと破局後にディナの恋人のスコット・フィッシャーさんの元妻エリカさんと交際をしていると伝えられ、かなり複雑な関係だと言われていた。しかし、現在クリントはクリスティーナさんと一緒にいることで幸せだという。

 84歳のクリントであるが、恋に年齢制限はないのだろう。【ハリウッドニュース編集部】

 [2014年6月13日12時11分]


2014.06.13
Box Office Mojoによると今月20日全米公開のJersey Boysの上映館数が3000館以上の見込みとなっている。3000館以上はどう見ても大ヒット狙いの映画である・・・・。サマーシーズン&3000館以上と考えると、ワーナースタジオからはやたらハードルの高い興業成績が製作サイドに課せられているのでしょうか・・・・。
イーストウッド映画で3000館以上の公開館数だったのは2012年の主演のみの「人生の特等席」でこれはコケ。08年の監督・主演のグラントリノは大ヒット。イーストウッドの長いキャリアで3000館以上での上映はこの2本のみ(昔は大ヒット作でも上映館は2000館以下が普通。シネコン時代になって上映館がどーんと拡大された) 。
下の表は2000年以降のイーストウッド映画の興行収入と上映館数。ヒット作はグラントリノ、ミリオンダラーベイビー、ミスティックリバー、スペースカウボーイズのみ。野球でいったら12打数4安打、打率3割3分3厘。野球の数字ならいいけどヒットメイカーとしてはどうなんだの数字だ。いやヒットメイカーというのはイーストウッド本人が出演したとき限定か。出演なしでヒットしたのはミスティックリバーのみである。監督オンリーではマットデイモン、ディカプリ、アンジェリーナ・ジョリーを主演に迎えてもヒットせずだ!。

2000年以降イーストウッド作品は以下のような感じ 最近ヒット作なしである
タイトル 米国内興業収入 / 上映館
ジャージー・ボーイズ 2014 ??? +3,000
人生の特等席(主演のみ) 2012 $35,763,137 3,212
J・エドガー 2011 $37,306,030 1,985
ヒア アフター 2010 $32,746,941 2,424
インビクタス 2009 $37,491,364 2,170
グラン・トリノ(主演) 2008 $148,095,302 3,045
チェンジリング 2008 $35,739,802 1,896
硫黄島からの手紙 2006 $13,756,082 781
父親たちの星条旗 2006 $33,602,376 2,375
ミリオンダラー・ベイビー(主演) 2004 $100,492,203 2,375
ミスティック・リバー 2003 $90,135,191 1,581
ブラッド・ワーク(主演) 2002 $26,235,081 2,525
スペース カウボーイ(主演) 2000 $90,464,773 2,835

 

2014.06.11 ヴァラエティ誌のイーストウッド84歳の写真ががかっこいい

現地月曜日Jersey Boysのニューヨークプレミアが開催。上映前にキャストがインタビューに。
Valliを演じたJohn Lloyd Youngは
「お爺ちゃんはブロードウェーの大ファンでユル・ブリンナーの”王様と私”やレックス・ハリソンの”マイフェアレディ”の素晴らしい舞台演技を褒めていたんだけど僕は残念ながら僕が生まれる前の話だから彼等の舞台は見られず後の映画でしか見られなかった。だから僕がこの映画に出ることになって、ハリウッド製ミュージカル映画が舞台のキャストを使って映像化するなんてなんて歴史的なことなんだって思ったよ」と話した。
Bob Gaudioを演じたErich Bergenはイーストウッドが監督となる前のJon Favreauが監督をする予定の時にこの役でオーディションを受けている。
「オーディションの後にキャスティングディレクターが僕の代理人に電話してきて”彼は役に合わない。”って連絡をしてきたんだ。僕の代理人は”なに?舞台で3年間も演じてるのに合わないだって?”って聞き返したらディレクターは"合わないね”っていうから僕たちはその時はもう映画版では出演はしないことにしたんだ。そうしたら役が来たんだ。」とBergen。続けて
「イーストウッド監督から一番学んだことは、俳優として自信を常にもってやれということだった。舞台俳優にとって、舞台ではセットに入り、照明、音声。その中で毎晩、毎演技同じにやる必要がある。監督は撮影ではもっと自由を求めた。僕には演技本能を信じた演技を求めていたんだ。」と話していた。
あお上映中はキャストの知り合いやミュージカルファンが大挙押し寄せていたため、劇中の曲が終わる度に大歓声が上がるえらい盛り上がりを見せていた。

すでに映画を見た人がネットで感想をアップしている。Gofobo.comに7人の人が感想をアップ。☆は5が最高
1 ☆☆☆☆
ミュージカルファンではないけど全てのシーンが楽しめた。キャラクターのサブストーリーが彼等のキャラを素晴らしいものにしている。必見。
2 ☆☆☆☆
映画の楽しいし曲も楽しめた
3 ☆☆☆☆☆
めちゃおもしろい。また見に行く
4 ☆☆☆☆☆
とってもファンタスティック!ただ試写会で試写状配りすぎ!試写状持っているのに見られなかった人がいっぱいいたよ。運が良く見られたけど、こんなの良くない。
5 ☆☆☆☆
素晴らしい舞台からの映画化だったよ。
6 ☆☆☆☆☆
素晴らしい演出とキャストの呼吸、衣装も撮影場所ぴったり。舞台も見たけど映画も楽しめる。
7 ☆☆☆
いい映画だったよ。歌も楽しかった。

2014.06.10
映画Jersey Boysの製作裏話をクリントイーストウッド監督が。本作ではキャストは舞台版「Jersey Boys」のキャストを多く配役している。イーストウッドはミュージカル俳優の能力をスクリーン上でも見せたいと劇中の歌唱シーンの音源を撮影時のライブ録音にしたという。
「昔はみんな前もって録音した音に口合わせで撮影をしていた。でも僕は”それは辞めよう。撮影時に声もとるライブでやろう。感情や顔の表情が歌に合うようにね”って皆に言ったんだ」とイーストウッド。主役Frank Valli役のLloyd Youngは大歓迎だった。
「クリントは本物の音楽ファンだし音楽を理解している。普段舞台で音楽を歌っている人間にとってライブで歌を収録することは本当に素晴らしいことだ」とYoung。
ただしメンバーの一人Tommy DeVito役のVincent Piazzaだけは舞台からの配役ではなくテレビや映画俳優専門だった。
「この役をやることは最初は少し怖かった。幸運にも共演の皆が踊り方や歌い方を教えてくれて助けてくれたんだ」とPiazza。

2012年のヒュージャックマン、アンハサウェイ主演の「レ・ミゼラブル」の歌唱シーンも撮影現場のライブ録音だった。

2014.06.7
Jersey Boysの監督クリント・イーストウッドの姿が同作品中で見ることが出来ることが明らかになった。ただし出演というほどでもなく、またカメオ出演というほどでもない。劇中に Erich Bergen演じるBob Gaudioがイーストウッドが出演していたテレビシリーズ”ローハイド(1959-1966年)”を見ているシーンがあるのだ。
イーストウッドは
「これが僕のヒッチコック風の登場方法という感じだよ」とイーストウッド監督。
なおイーストウッドはこの映画を彩るFrankie Valli&Four Seasonの音楽を当時楽しんだわけではないという。
「僕はジャズの熱狂的なファンだったんでValliの音楽はあまり聞いていなかった。ロック時代は僕の好きな時代でなかったからね。でも彼等の有名曲は大抵のロック&ロールの曲より上をいっているし、‘Can’t Take My Eyes Off You’は僕が子供の頃の1940年代の名曲にひけをとらないよ」とイーストウッド

2014.06.6 興業予想 
ただいま次回作American Sniper撮影中のイーストウッド監督。
アメリカのイーストウッドファンサイトの掲示板でもジャージーボーイズの宣伝は少なく
露出も少ないので、あんまりヒットしそうな雰囲気ないね・・とか書き込まれています・・・
BoxOffice.comの興行成績予想は公開週週末3日間で14ミリオン、トータル49ミリオン。
GeekScholars Movie NewsのJune 2014 Rotten Tomatoes and Opening Box Office Predictions!
では3人がRotten Tomatoes(全米の映画評のGood評価とBad評価の統計)予想とボックスオフィス予想で、
3人が予想し、
1人目がTomatoes80%(映画評の80%がGood評価)、興業は50ミリオンと予想。
2人目がTomatoes85%と作品は良い評価を得るだろうが興業では惨敗の30ミリオンと予想。
3人目がTomatoes80%、興業は良くて60ミリオンと予想している。

5分弱のインタビューと撮影風景

 
Jersey Boys Featurette - The Story (2014)

 

2014.06.5 本家公式では随分前に日本公開9月27日となっていたのですが以下の記事が映画.comで配信
[映画.com ニュース] 巨匠クリント・イーストウッド監督が大人気ブロードウェイミュージカルを題材にした映画「ジャージー・ボーイズ」が、9月27日に全国で公開されることが決定した。

原作は、1960年代にビートルズと双璧をなすほどの世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ、フォー・シーズンズの実話をもとにしたミュージカル。2005年の初演時にはトニー賞でミュージカル作品賞を含む4冠を達成し、それから9年たった現在もロングラン上演されている名作だ。「許されざる者(1992)」「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のアカデミー賞監督賞に輝いたイーストウッド監督が、ニュージャージー州の貧しい地区出身の4人の若者、ジャージー・ボーイズたちの友情と裏切り、栄光と挫折のストーリーを「シェリー(Sherry)」「恋のヤセがまん(Big Girls Don't Cry)」など名曲の数々とともに描き出す。

製作総指揮には、フォー・シーズンズのメンバー、フランキー・バリとボブ・ゴーディオ本人が名を連ね、ブロードウェイ版と同じくマーシャル・ブリックマンと リック・エリスが脚本と楽譜、ゴーディオが作曲、ボブ・クリューが作詞を担当した。自身の監督作で映画音楽を手がけることも多いイーストウッドならではの こだわりが随所にあふれ、世界中のアーティストたちにカバーされる不朽の名曲「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」誕生の裏に隠された、切ない感動のドラマに迫る場面も見どころのひとつだという。

ブロードウェイ版でバンドのリード・ボーカル のフランキー役を演じ、トニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞したジョン・ロイド・ヤングが、映画版でも同役を務める。グループの大ヒット曲すべての作曲 に携わったボブ役をエリック・バーゲン、オリジナル・メンバーだったニック・マッシ役とトミー・デビート役を、それぞれマイケル・ロメンダとビンセント・ピアッツァが演じ、オスカー俳優クリストファー・ウォーケン(「ディア・ハンター」)がマフィアのボス、ジプ・デカルロ役で存在感を見せる。

2014.06.1
以下の記事が2014年5月29日付けで配信された
[シネマトゥデイ芸能ニュース] 現地時間6月8日に開催される演劇の祭典、第68回トニー賞授賞式のプレゼンターに、クリント・イーストウッド、ウィ ル・フェレル、ブラッドリー・クーパーといった豪華俳優陣が決まった。クリントは、6月20日より全米公開される監督最新作『ジャージー・ボーイズ(原 題) / Jersey Boys』が第60回トニー賞ミュージカル作品賞などに輝いた同名舞台の映画版であることもあって登壇が決定。司会を務めるのは4度目の抜てきとなる ヒュー・ジャックマンだ。

このほかプレゼンターを担当するのは、映画『ダークナイト』のマギー・ギレンホール、『オペラ座の怪人』(2004)のエミー・ロッサム、『ビフォ ア・ミッドナイト』のイーサン・ホーク、『トランセンデンス』のケイト・マーラ、『スター・トレック』のザカリー・クイント、『マリリン 7日間の恋』のケネス・ブラナー、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバー、『X-MEN:ファート・ジェネレーション』のケヴィン・ベーコンなど。

 人気テレビドラマからは「CHUCK/チャック」のザカリー・リーヴァイ、「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のルーシー・リュー、「ゴシップガール」のレイトン・ミースター、「ホワイトカラー」のマット・ボマー、「ブレイキング・バッド」のアンナ・ガンら が名を連ねている。演劇ファンのみならず、映画ファン、ドラマファンも必見の授賞式となりそうだ。(編集部・市川遥)

 

2014.05.27 えっ!興行成績ミリオン超え?! 
現地映画サイトを見るとおおむねJersey Boysの北米興行成績は50ミリオン程度、よくて80ミリオンの予想で、ミリオン超えの大ヒット予想はみかけなかったが、なんと、映画.comにJersey Boysの興行成績がミリオン突破と予想されている記事が。

[映画.com ニュース] ハリウッド映画のヒット予測に定評のある米アナリストが、今夏全米で公開される映画の興行成績ランキング予想を発表したと、ハリウッド・レポーター誌が報じた。

証券会社Cowen&Companyのアナリスト、ダグ・クロイツ氏は2007年から「The Dirty Dozen:Summer Movie Preview」と名付けたサマームービー予想を発表しており、その夏にヒットすると思われる興行成績トップ12作品をリストアップしている。12年は11作品のヒットを的中させている。

今年発表した「The Dirty Dozen:Summer Movie Preview」によれば、「トランスフォーマー ロストエイジ」が興収3億5000万ドルでNo.1に輝くと予想。続いて挙げているのが、「アメイジング・スパイダーマン2」と「X-MEN:フューチャー&パスト」だ。

なおクロイツ氏による今夏のハリウッド映画のヒット予想は以下の通り。

「トランスフォーマー ロストエイジ」(3億5000万ドル)
「アメイジング・スパイダーマン2」(3億2500万ドル)
「X-MEN:フューチャー&パスト」(2億5000万ドル)
「ヒックとドラゴン2(仮題)」(2億5000万ドル)
「GODZILLA」(2億ドル)
「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(2億ドル)
「荒野はつらいよ アリゾナより愛をこめて」(1億5000万ドル)
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(1億5000万ドル)
「22 Jump Street」(1億5000万ドル)
「マレフィセント」(1億2500万ドル)
「ブレンデッド(原題)」(1億1000万ドル)
「ジャージー・ボーイズ(原題)」(1億1000万ドル)

2014.05.25
イタリア語吹き替え版予告編とドイツ語吹き替え版予告編が出来ています。

 

 

2014.05.22
Amazon.co.jpで映画のサウンドトラックの販売ページが登場。日本での販売価格は不明だがAmazon.comでは$30.25の価格表示が出ている。えらい高いのこでこれは二枚組みやな!と思ったがディスク枚数1となっている。どういうことやねん。



2014.05.7 
6月11-19に開催される第20回LA映画祭のクロージング上映としてJersey Boysが上映される。北米公開が20日なので前日上映となる。上映時間は134分となっている。

NEWポスターが出来てました!!
 

 

2014.04.19 予告編&ポスターリリース

公式サイトがいつのまに!
公式サイトは
http://www.jerseyboysmovie.com/

公式サイトのリリースデートのページによると日本公開は9月27日となっている。

2014.04.16 予告編今週末にリリースか?&R指定になりました
アメリカ映画協会(Motion Picture Association of America、MPAA)がJersey BoysをR指定(17歳未満は保護者の同伴が必要)とした。ミュージカルゆえR指定には一部のメディアは驚きと伝えている。ただし元々この映画は1960年代のグーループ゛フォーシーズンズ”の物語でティーンの興味にはならないと見られている。
ただしアクション映画好きな男性にR指定は歓迎だが、女性の中にはR指定に過敏に反応する人もいるためR指定はけしてプラスにはならないという声も。

Jersey Boysの予告編は2分17秒で4月18日全米公開のジョニーデップ主演のTranscendenceの上映前に流されるという書き込みがInternet Movie Data Baseの掲示板に。映画館に働いている人による書き込みで予告編の入ったデジタル上映用のハードドライブが映画館に到着したら早速”個人鑑賞”するぞ”と書き込んでいる。今週末にはネット上にもワーナー映画により公式の予告編がアップされると思われる。
全米公開は6月20日。少しづつ露出が増えていきそう。
なおイーストウッド監督は現在次回作American Sniperの撮影でモロッコに滞在中。撮影終了して帰ってきてその後編集作業。イーストウッド監督は映画のプロモーションには参加するスケジュールになっているのだろうか。
なお北米以外の公開日はIMDBによるとベルギーが世界最速で6月18日、オランダが19日、イギリス、アメリカが20日、アルゼンチンが26日、ポルトガルが26日となっている。

2014.03.27 映画クリップがはじめて公に公開される!!
3月27日、Nevada州Las Vegasで開催された映画の見本市CinemaCon2014でJersey Boysの映像が上映された。イーストウッド監督も現地入りしており、コンベンションの壇上に上がったときはスタンディングオベーションで迎えられた。
初めて公にされた映画のフッテージはミュージカルシーン、キャラクターがカメラに向かって話しかけるモノローグシーン、"Sherry”"Who Loves You"の楽曲の映像だった。
Los Angels Timesは映画の映像を見る限り50歳以下の観客にどうアピールできるか不明だと興行的には楽観的になれないという記事を書いている。
なおイーストウッド監督は4月早々、次回作のアメリカンスナイパーの撮影のためモロッコ入りする予定になっている。

2014.03.13
Hololliwood Elsewherにスクリーニングの情報が。3月11日にSan Fernando Valleyでリサーチスクリーニングが行われるとの情報が。ハリウッドでは製作フィルムを試写会で反応を見て編集を行うことが多いがクリントイーストウッド映画でリサーチ目的のスクリーニングはあまり聞かない。

2014.01.07
映画Jersey BoysのプロデューサーGraham Kingが、”クリント・イーストウッドは、舞台ミュージカルJersey Boysの映画化の演出に完璧な人間だ”とわかっていたと話した。Empire Magazineに語ったもの。
「彼は映画スター誕生の製作がうまくいっていなかった。Jersey Boys監督のオファーのあと48時間後にはれなくをしてきて、これはいい作品だって連絡してきたんだ。その時点で彼はまだ舞台版を見ていなかった。だから早く舞台版を見て確認してよって言ったんだ。彼は舞台版を見て映画版の演出をすることを決意したんだ。」とKing。
Kingは主演クラスのキャスティングに舞台版のキャストを使うことを主張した。
「僕は奇をてらったようなキャスティングは避けてきた。もちろんハイウッド俳優達のキャスティングをしないという決まりはなかった。でも僕には映画スターがFrankie Valliを演じる姿が想像できなかった。舞台版の出演者より優れた仕事を出来るとは思えなかった」とKing。]

2013.11.07
DEADLINE.comが映画版Jersey Boysの米公開が2014年6月20日と伝えた。情報筋はWarner Brosが発表したスケジュールアナウンスとしており、間違えない情報と思われる。

2013.10.17
Jersey Boys撮影隊の10月16日のニュージャージー州カーニーでの撮影風景がネットにアップされた。カーニーの屋外の撮影で住民からTweetでつぶやかれるなど、周囲を驚かせた。Frankie Valli氏も撮影に参加。新聞社のカメラに手を振る場面も。

本作人の脚本を書いたMarshall Brickman。Woody Allenとの仕事で知られている。BrickmanによるとBob GaudoやFrankie Valliと契約を結び脚本を書いたがSony Picturesが脚本を気に入らず、SonyはリライトでJohn Loganを雇ったといる。元々監督をすると伝えられていたJon Favreauに関してはLoganの第二版脚本の前もしくは後に監督として決まったのかはわからないとし、また監督を降りた経緯もわからないという。等書監督はかなりのA級監督が興味を見せていたと言う。
Eastwood監督の撮影している脚本ははLoganの書いた第二版ではなくBrickmanの第一版だという。
舞台版と映画版の違いに関しては、脚本を書くリサーチで多くの人が知らない事柄も加えてあるのという。

2013.10.11
Freya TingleyのFrankie Valliの娘役のオーデションは彼女が送ったテープだけだった。
役は得たが、クリントイーストウッド監督と初めて会ったのは彼女の撮影初日だった(イーストウッドはオーデションをテープで行うことが多い)。19歳のTingleyはオーストラリアのパース出身。昨年母親と共にアメリカにやってきた。伝説的な監督と会ったときなにも緊張しなかったという。
「全然。逆に興奮したわ。クリントは1970年代、80年代の私が好きな映画の監督をたくさんした人。ハリウッドの黄金時代よ」とTingley。
今年に入り注目されてきた。テレビ「Onece Upon a Time」にWendyという役で1エピソード出演。プロデューサーが気に入りWendyというキャラクターは「Hemlock Grove」に活躍の場を移し13話に出演。
Tingleyの映画メリカデビューは2,014年公開予定、ジャンクロードバンダムが出演のSwelterという作品。撮影は終わり現在ポストプロダクション中。

2013.10.10
10月8日 Broadwayworld.com配信
今週はJersey Boys映画版のメイン撮影の最終週。Erich BergenがTwitterで
”撮影最終週が始まった。もう皆との別れることが寂しくなっている。”とつぶやいた。
他ソーシャルメディアなどで撮影俳優などが撮影現場の写真を投稿などしている。
Mary Delgado役のRenée Marinoはすでに自身の出演シーンを撮り終えている。インタビューで撮影での裏話を少し。イーストウッドとの初会話はセットの中。キャスティングは彼女の舞台版Jersey Boysをイーストウッドが鑑賞(他オーディションテープ)で役を決めたため初の会話はセットでだったようだ。
「セットに入ってスタッフが優しくてカメラ部の人と話をして、五分くらい話していてちょっと左側を見ていたら・・”こんにちは、Mr.Eastwood"って言ったの。彼はそこにずっといたんだって。彼は本当に落ち着いている人、伝説的な人なのにとてもスイートな人」とMarino。撮影で驚いたことは
「(イーストウッドは)インプロビジョン(アドリブ)を大事にするの。脚本の台詞を終わっても彼がそのまま続けろっていうの。役者はその後も演じろって。20分もやらせてくれた。いつもそうなの。本当に驚くことだわ。とてもクールだった」と話している。

2013.10.1
日本でもBSのDlifeで放送されているエレン・デジェネレスがホストを務める「エレンの部屋」最近のエピソードで「エレンの部屋」の収録スタジオの隣のスタジオでJersey Boysが撮影中という状況でJersey Boys撮影スタジオの前にカメラをつけ、イーストウッドが出てくるのを待つという企画。多分イーストウッドにも状況は伝えられている中での行動だと思うのですが、なかなか面白いです。

http://www.youtube.com/watch?v=a7NranaSrig

2013.9.28
イーストウッドが次回作に予定していた「Star is Born」が主演ビヨンセの降板で頓挫。時間が出来たためイーストウッド映画の編集担当ジョエルコックス(過去35年に渡り担当)と最近の相棒ゲーリーローチ(硫黄島映画から)は9月20-22の週末映画の興行収入1位の輝いた「Prisoners」の編集を担当。二人はJersey Boys映画版の編集も担当する。

2013.9.26
Jersey Boys映画版のキャスト表(Internet Movie Data Base)があった。

 

2013.9.21
Frankie Valliがラジオで自身がモデルになっているJersey Boys映画版について語った。Valliは映画の撮影も見学。クリント・イーストウッドと初対面を果たした。
「彼は素晴らしい人間だ。僕は彼の何年も何年も前から大ファンだったんだ。その彼と会会えたなんてとても素晴らしい出来事だった。撮影は演奏に似ているよ。やっていいこと、やってはいけないこと以外は。とても興味深いものだった」とValli。
Valli以外にも舞台版Jersey Boys関係者がセット訪問している。Valliを初めカメオ出演しているのでは?という興味深い話題に関しては”なし”と残念なお言葉。

2013.9.5 ただいま絶賛撮影中ですが・・・82歳の監督、、未だ男辞めず
以下のニュースがシネマトゥデイのサイトの

[シネマトゥデイ芸能ニュース] 昨年6月から妻ディナと別居していることが明らかになった俳優で映画監督のクリント・イーストウッドが、妻ディナ の恋人スコットさんの元妻エリカさんと交際しているとUs Weeklyなどが報じた。クリントは現地時間8月31日、エリカさんをロサンゼルスの空港に車で送るところをパパラッチされている。

 現在42歳のエリカさんは、ディナの33年来の友人で大学のバスケットボールコーチである50歳のスコットさんと2012年に離婚。関係者は「ス コットと離婚した後、エリカは彼がディナと付き合っていると確信し、クリントのオフィスに電話してこの疑惑について伝えました。そして、クリントはエリカ を好きになってしまったんです」と説明している。

 ディナは別居中の夫が自分の恋人の元妻と付き合っていることについて、「クリントがトムリンソン・フィッシャーさん(エリカさんの苗字)と一緒に いる写真を見ました。悲しいです」と複雑な心境を明かしている。現在83歳のクリントと48歳のディナは1996年に結婚。このまま17年の結婚生活にピ リオド打つものとみられている。(編集部・市川遥)

2013.9.1 キャスト情報とパパラッチに撮られました
キャスト情報。舞台版Jersey BoysのLas Vegas公演でBob Gaudioを演じているRob MarnellがFour Seasonsのペースを演奏していたJoe Long役で出演。
「完全にショック状態だ。本当にこんなことを伝えるのは名誉でしかない。僕は映画版Jersey BoysでJoe Longを演じるよ!!!」とFacebookで本人が報告。

今日のニュースその2
本作品の内容とは一切関係ない話。離婚が伝えられているイーストウッド監督。
イーストウッド人が車を運転し、招待不明の女性をロス空港で降ろしている写真をパパラッチに撮られた。E!onlineはイーストウッドのマネージャーに取材をかけたがマネージャーは私生活に関してはまったく関知していないと話したという。マネージャーは
「現在イーストウッド監督は撮影中でこのことで連絡はとれないし彼には広報はいない。それが私がいえるすべてのこと」とマネージャー。
E!onlineのこの記事を伝えいている読者のコメント欄には
”それ・・・娘”
”正体不明?娘のKathrynだよ。”
”評価Eの馬鹿記事。ソレハカレノムスメ”
との書き込みがあった・・・。E!online、愛人発見!と喜んで記事をアップしたもののあっというまに轟沈。ネット媒体で紙媒体でなくてまだよかった?

 

2013.8.28 離婚らしいで
以下のニュースが映画.comで配信された

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッドと、35歳年下の妻ディナが、昨年6月頃から別居中であることが明らかになった。友好的な関係だと語っているが、2011年以降、ふたりが揃って公の場に姿を見せることはなかったという。

現時点では、離婚に関する具体的な話は出ていないが、17年間の結婚生活にピリオドが打たれることになりそうだ。ディナは今年4月、うつと不安障害の治療のためにリハビリ施設に入所したと報じられた。イーストウッドには、モーガン含めて7人の子どもがいる。

2013.8.28 ええっ?撮影始まったのぉーーーーー
撮影開始!なんど撮影が現地時間27日にスタートしている模様。クリントイーストウッド監督の娘フランチェスカイーストウッドがTwitterで
”ジャージーボーイズの初日。1950年代大好き”とつぶやいた。
”ベガスのショー?””ショーに出てるの?”など映画の撮影なのか舞台のショーなのか判断できないつぶやきにファンはヤキモキ。
その後Zimbio.comにJersey Boysのセットにいるイーストウッドという写真が掲載された。
娘フランチェスカも映画に出演しているのだろうか。

正直舞台版のキャスト良く知らないからわからないんだけど、左の2人同じシャツ着てたりするけど、出演者なのだろうか。なんせ今回の出演者で顔見て誰だかわかるのクリストファーウォーケンだけなんだよなぁ・・・とほほ・・・

キャスト情報
Hollywood ReporterによるとErica PiccninniがFrankie Valliとのロマンスな関係を持つリポーターLorraine役で出演。舞台版のオリジナルキャストで同役を演じていた。これまでCSI NYやクローザー、NCSI、ボディオブプルーフ、ライトゥーミーなどの出演。映画では端役が多く、今回の作品が映画・テレビ女優業では最大の役となる。
またThe Warp.comによるとテレビシリーズ「ソプラノス」に出演していたKathrine NarducciがValliの母親役で出演。父親役はLou Volpeが演じる。
またPlaybill.comによると舞台版の振付を担当したSergio Trujilloが映画でも振付師としてスタッフに加わっている模様。

2013.8.24
Miles AubreyがFacebookで以下のようなアナウンス。
「公式に発表出来る事に興奮しているよ。クリントイーストウッド監督のJersey Boys映画版でCharlie Calelloを演じる。この名誉をとても光栄に思う」
Charlie CalelloはFrankie Vallie & the Four Seasonsのアレンジャーとして知られ現在でも現役で活躍中。山下達郎の楽曲を手がけたことも。
演じるAubreyは舞台版でもここ5年間Norm Waxmanを演じている。
自身も音楽家でギタリストとしての活動も行っている。

2013.8.22
どうやらイーストウッド監督はスピルバーグが降りた「American Sniper」の監督を受けることになりそうな流れ。現在ワーナースタジオと交渉が進んでいるという。14年第一四半期製作スタート。とても82歳とは思えない脅威のスケジュール。
なにせ主演監督のグラントリノの時は7月撮影開始、33日で撮影終了、12月に映画公開・・という恐ろしいまでのスケジュールをこなしている男。といってもあの頃はまだ76歳とぴちぴちの青年だったけど・・・・。
Jersey Boysの撮影が9月から。これも10月一杯くらいで撮影を終わらせてその後チャッチャと年明け早々ポストプロダクション全部終わらせる予定なのだろうか・・・・。

2013.8.21
Tommy DeVito役でオファーしているVincent Piazzaとの契約が合意間近。
HBOの9月放送開始のテレビドラマBoardwalk Empireとのスケジュール調整のため時間がかかっている。
また本作とは関係ないが以下のニュースが伝えられた。
All cinema.netより
ネイビー・シールズの狙撃手としてイラク戦線で活躍したクリス・カイルの回顧録『ネイビー・シールズ 最強の狙撃手』をブラッドリー・クーパー主演で映画化するワーナー製作戦争アクション「American Sniper」で、降板したスティーヴン・スピルバーグに代わる監督候補としてクリント・イーストウッドの名前が挙がっていることが明らかとなった模様。イーストウッド監督は現在、大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルの映画版「Jersey Boys」の製作準備中で、「American Sniper」のスケジュールに関しては今のところ不明。」
という。クーパーはイーストウッドが以前準備していたビヨンセ主演の「スター誕生」に出演か?と伝えられたこともあった。
原作の本は日本でも今年4月に発売されている。
なおAmerican Sniperの情報はこちらに別にしました

2013.8.09 以下のニュースが映画.comにより伝えられた  
[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド監督が、トニー賞受賞ミュージカルを映画化する新作「ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)」に、舞台版に出演した若手俳優エーリヒ・ベルゲンを起用した。

本作は、「君の瞳に恋してる」「シェリー」などの大ヒット曲で知られる、1960年代に活躍した米コーラスグループ「フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズ」の成功と亀裂を描くミュージカル映画。すでに出演が決定しているクリストファー・ウォーケンが、グループのキャリアを支えたマフィアを演じる。

米Deadlineによれば、主要キャスト第1号に抜てきされたベルゲンは、ロサンゼルスやラスベガスの公演、そして全国舞台ツアーでザ・フォー・シーズンズのメンバー、ボブ・ゴーディオ役を演じており、映画でも再びボブ役を演じるようだ。なお、シンガーソングライターとして現在も活躍するボブ本人も、今回の映画に製作総指揮の1人として名を連ねている。

ザ・フォー・シーズンズのその他のメンバー、トミー・デビート役候補にはドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のビンセント・ピアッツァ、ニック・マッシ役候補には舞台版で同役を演じたマイケル・ロメンダが挙がっている。フランキー役には、やはり舞台版で同役を演じたジョン・ロイド・ヤングが有力視されている。

映画版「ジャージー・ボーイズ」は米ワーナー・ブラザースとGKフィルムズが製作し、9月中旬にロサンゼルスでクランクイン。

2013.8.09
キャスト情報。
Johnny Cannizzaro 、Mike Doyle、Erich Bergenの三人がキャスティングされた。
CannizzaroはFour SeasonのメンバーNick Devito役。双子の兄弟Tommy Devito役にはVincent Piazzaが考慮されていると7月に報道されている。
Cannizzaroは近年はマペッツに声優として参加している。
Doyleはバンドの音楽プロデューサーBob Crewe役。
近年はグリーンランタンなどの出演している。
BergenはソングライターBob Gaudio.役。7月に製作側がこの配役を考えていると伝えられていた。Gaudioはバンドの多くのヒット曲を手がけた人物。
上記音楽プロデューサーのBob Creweとは何度もコンビを組んでいる。
演じるBergenは舞台版Jersey Boysでも同役を演じた経験がある。テレビではゴシップガール、パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット、デスパレートな妻たちなどに出演。

2013.8.06
キャスト情報。
Hollywood ReporterがJeremy LukeとJoey Russoがキャストに加わったと伝えた。
Lukeは高利貸屋Donnie役。RussoはJoe Pesciを演じる。
Joe Pesciとはもちろん映画ファンなら皆知ってるあのジョー・ペシ。メルギブソンのリーサルウェポンシリーズやグッドフェローズでお馴染み、岡村さんサイズのちっこいおじさんだ。俳優の前にはギタリストとしてミュージシャンを目指していた。
舞台版ジャージーボーイズのプロデューサーの一人にもなっている。
LukeとRussoは実生活で友人同士。YoutubeにTurbo(Luke)&Joeyというチャンネルを持っている。ちょっとみたけど、Russo筋肉ムチムチで全然ジョーペシに見えない・・・・。身長は1メートル70センチらしい。 ペシは1メートル58センチ。1960年代の1メートル58センチは現在では1メートル70センチくらいのチビ具合なのかもしれない。

2013.8.01
ブロードウェーのベテランアクターDonnie Kehrが自身のFacebookでJersey Boys映画版にNorm Waxman役で出演することを明らかにした。演劇、ミュージカルと多彩な舞台経験を持ち、Jersey Boysの舞台にもNorm Waxman役で出演。
映画の出演経験は少なく大きな役の経験はない。

2013.7.24
怪優クリストファー・ウォーケンがJersey Boysのキャストに!
Deadline.comが伝えたものでジャージーギャングAngelo “Gyp” DeCarlo役を演じる。 若きJersey Boysの支えとなっていた人物。

加えてBarry Livingstonもキャスティング。本人が自身のFace Bookで報告。
「いいニュースだ。今ヒットミュージカルJersey Boysの映画版の役をもらったよ。Franki Valliを演じるなんてことはもちろんないよ。僕はバンドの経理役なんだ。でも何が凄いって監督がクリントイーストウッドなんだよ!死ぬまでにしたいことの一つが実現だ!」
とLivingston。Livingstonは1950年代に子役から芸暦をスタート。その後多くのテレビ、映画に出演。

撮影は晩夏開始と伝えられており9月撮影開始と伝えている米メディアもあった。
映画公開は2014年と見ることが妥当。14年の米クリスマス映画は「アニー」「イントゥ・ザ・ウッズ」などミュージカルの映画版の公開が予定されておりミュージカルファンには嬉しい年になりそう。

2013.7.18
ヴァラエティ紙が久しぶりにニュースを伝えた。
映画版「Jersey Boys」のキャスティングはまだ決定していることはなくキャスティングに関してオファーなどはまだ出されていないがヴァラエティ紙の情報筋によるとクリントイーストウッド監督とグレアムキングプロデューサーは、ワーナースタジオに舞台版「Jersey Boys」のキャストを使うことでOKを得ることを待っているという。
John Lloyd Young、Erich Bergen、Michael Lomenda、Vincent Piazzaらがキャスティング候補の視野に入っている模様。
製作サイドの思惑通り進めばFrank Valli役をYoung、Bob Gaudio役をBergen、Tommy Devito役をPiazza、Nick Massi役をLomendaの候補。Piazzaのみ舞台版「Jersey Boys」の出演経験がない。エミー賞8部門受賞し日本でもWOWOWで放送されたドラマ「Boardwalk Empire」に出演して名声をあげた若手俳優。映画、テレビで以外にオフブロードウェイで舞台経験もある。ジェシカシンプソンの妹アシュリーシンプソンの元彼。
本作はアイアンマンなどの監督で知られるJon Favreauで準備が進んでいたが予算がふくれワーナーが製作から手を引いた。Favreauもさり中に浮いた映画化権をKingが得、新しい体制で製作へ向けて動き出していた。イーストウッドが監督として加わったことで、イーストウッドとかかわりが深いワーナーが再び製作に前向きに。ワーナー側のキャスティング了承が次にステップとなる。

2013.6.12
Deadline.comが10日付けで久しぶりに本作品のニュースを伝えた。
それによるとクリントイーストウッド監督は本作のキャスティングを、ハリウッド俳優を使わず、毎日ステージに立っているミュージカル版Jersey Boysの役者を使いたいと考えているという。ただし映画マーケティングという観点では著名映画俳優がキャスティングされないのはスタジオにとっても喜ばしいことではない。ミュージカルからのキャスティングが実現するには制作費が相当安くなることが条件になると見られる。
撮影は今年8月末スタート予定。相変わらず撮影ぎりぎりまでキャスティングが決まらないイーストウッド作品(ぎりぎりまで仕事してないのか?)。
現地のミュージカル版「Jersey Boys」のファンサイトの掲示板では「ファンにとって夢のプロジェクトだ」と舞台役者配役は歓迎されている様子。
また舞台の役者でそのまま映画製作ということでは、クリントイーストウッドのファンサイトの掲示板に、1951年にテネシーウィリアムスの戯曲「欲望という名の電車」が映画化された時に舞台の役者を多く配役して製作されたことがあると書き込みをしていたファンがいた。
なお本作でもイーストウッドの愛弟子Robert Lorenzがプロデューサーとして加わる。長い間イーストウッド映画で助監督、プロデューサーを務め2012年に人生の特等席で映画監督デビューを果たしている。Lorenzは人気俳優Sam Worthingtonがプロデュースを務める「The Broken」の監督も決まっている。

2013.5.21
映画「ジャージーボーイズ」製作プロダクションであるGK Films(昨年はアルゴを製作)が本作品のオーディションを行うとオーディションサイトが伝えている。映画の撮影は2013年8月のロスで撮影でまもなく脇役のキャスティングが始まるという。本作品は元々ワーナー映画で製作が進められていたが2012年11月にワーナーが製作から降りた。当初の予定では2012年夏にフィラデルフィアで撮影する予定になっていたという。
今回はどのスタジオが関連しているのかは不明。イーストウッドだけに再びワーナーで進行しているのではとも予想される。
イーストウッドが監督で、脚色はJohn Logan、(Gradiator,Aviator,Sweeney Todd他)。
プロデュースは複数名を連ねているがGraham Kingの名前も入っている。アルゴやディパーテッドなどをプロデュース。なお当初の監督はアイアンマンシリーズのジョン・ファヴローだったいう。

2012年のジャージーボーイズ映画化中止の記事は以下

シネマトゥデイ 2012年11月08日
トニー賞受賞のミュージカル作品「ジャージー・ボーイズ」の映画化で、その企画を進めてきたワーナー・ブラザーズが制作を断念したことを、Varietyほか複数のメディアが伝えた。

  これは、もともと映画『ヒューゴの不思議な発明』や『ダーク・シャドウ』をプロデュースしたグレアム・キングの制作会社GKフィルムズが、コロンビア・ピ クチャーズのもと企画していた作品だが、コロンビア・ピクチャーズが制作を断念し、その後引き継いだワーナー・ブラザーズも、今回制作を諦めたようだ。

 今のところ、ワーナー・ブラザーズの具体的な制作断念理由は明かされていないが、題材が海外の観客の興味を引くのか? と疑問視していたことが理由ではないかと、幾つかのメディアに取り上げられているようだ。

  「ジャージー・ボーイズ」は2005年から上演され、そのストーリーは、ニュージャージー州の労働階級のもとに生まれた4人の青年たちがバンドを組み、ス ターダムを駆け上がっていく姿を描いた作品で、1960年代に世界を席巻していたフランキー・ヴァリとザ・フォー・シーズンズの伝記ミュージカル。

 脚本をマーシャル・ブリックマン、リック・エリースが執筆、作曲はフォー・シーズンズのボブ・ガウディオ、作詞はボブ・クリューが担当していた。映画化では、『アイアンマン』のジョン・ファヴローがメガホンを取ることになっている。

 二つの配給会社が制作を諦め、現在制作会社GKフィルムズは、20世紀フォックスやパラマウント・ピクチャーズに新たにアプローチをかけているようだ。はたして制作できるのであろうか? 」

2013.4.5
次回作の予定だった「スター誕生」がビヨンセ妊娠延期→ビヨンセ降板でドタバタ。
久しぶりに新作情報が。
ブロードウェイミュージカル「Jersey Boys」の映画化。
内容はというとチケットサイトの丸コピだけど
” 2004年に初演された『ジャージー・ボーイズ』は、翌年の2005年にブロードウェイに進出。同年にはトニー賞を受賞した、現在も連日完売の大人気ミュージカルです。
この作品は、1960年代に正統派アメリカン・ポップのグループとして大活躍した“ザ・フォーシーズンズ”の実話を描いたストーリーで、音楽に詳しくない 方も、馴染みあるメロディーにはきっと体が揺れることでしょう。”
というもの。主役には最近ではショーンペンの名前も出ていた。これに関してはまったくの噂の段階で多くのサイトが伝えられているが確証はなにもないと伝えている。
なおこの情報は日本にも伝えられている。

[映画.com ニュース] キャスティングが難航しているリメイク版「スタア誕生」を抱えているクリント・イーストウッド監督が、別の音楽映画を次回作として検討してい るようだ。米ハリウッド・レポーター誌によれば、イーストウッド監督はトニー賞受賞ミュージカル「ジャージー・ボーイズ(Jersey Boys)」の映画化を視野に入れているという。

同作は「君の瞳に恋してる」「シェリー」などの大ヒット曲で知られる、1960年代に活躍した米コーラスグループ、フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの成功と亀裂を描いた人気ミュージカルだ。

大物プロデューサーのグレアム・キング率いるGKフィルムズが、争奪戦の末に高額で映画化権を獲得。コロンビア・ピクチャーズと製作し、ジョン・ファブ ロー(「アイアンマン」)が監督する予定だった。その後、キングがワーナー・ブラザースと企画をすすめることになりファーストルック契約を結んだが、6週 間後にワーナーが方針転換したため、今度は20世紀フォックスと交渉中と噂されていた。しかし、イーストウッド監督が興味を示していることで、再びワー ナーが製作を手がける可能性が高まっている。

イーストウッド監督は長らくリメイク版「スタア誕生」の企画を温めてきた。ショービズ界で 台頭するヒロイン役には、ビヨンセ降板後、グラミー賞受賞シンガーのエスペランサ・スポルディングが決定したが、相手役となる俳優は多くの人気スターが候 補に挙がったものの、まだ見つかっていない。

 

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